偉大なるアヌンナキ評議会と文明復興計画

偉大なるアヌンナキ評議会と文明復興計画------------------------------------------------------------

 大洪水によって、アトランティスの島々は沈む。二ビルの接近などもあり、南極の氷冠がバランスを失って崩壊し、巨大な氷塊(ひょうかい)が南極海になだれこんだ。これにより大津波が発生し、地球上のすべての陸地が氷で覆われた。そしてアトランティス文明の大部分は海の底に沈んだ。そしてアトランティス大陸最後の島、ポセイドニス島だけがアトランティスとして残った。


 その後水位が低下したため、アヌンナキの「ラクブ・イラニ(神々の戦車)」は宇宙空間からアララト山頂に着陸した。ノアの操縦する潜水艦もアララト山頂に接岸した。この大洪水後の文明復興計画について話し合うため、「偉大なるアヌンナキ評議会」が招集された。そしてまず、地球を4つの地域に分割することが決定された。

◆第1地域――チグリス・ユーフラテス川流域地帯(メソポタミア)
◆第2地域――ナイル川流域地帯(エジプト)
◆第3地域――インダス川流域地帯(インド)
◆第4地域――ティルムン(シナイ半島)

 この各地域を段階的に復興させていくことが決定された。そして大洪水を生き延びた人類を3つのグループに分類し、第1地域、第2地域、第3地域に居住させた。第4地域ティルムンは「神々の領域」として、人類の立ち入りを禁じた。


 大洪水後の土地整理により、エンキはメソポタミアの領土をすべて失った。以後、第一地域(メソポタミア)と第三地域(インド)はエンリル派の領土、第二地域(エジプト)はエンキ派の領土、第四地域(ティルム=シナイ半島)は中立地域として、エンリル派・エンキ派いずれにも属さないニンフルサグ(ニンマー)が管理することになった。

 エンキが金坑アブズに左遷されて以来、アフリカ大陸はエンキ派の勢力範囲であったが、大洪水後はアフリカがエンキ派の唯一の領土になった。エジプトは当初、プタハ神であるエンキが9000年にわたって支配していたが、その後、息子のマルドゥク(ラー)に支配権を譲ることになる。しかし、さらに大洪水が発生してエジプトも壊滅したため、再び御大(おんたい)のプタハ神であるエンキが支配権を握ることになる。

 ノアの後継者で黄色人種のセムの子孫は、シュメールの地でエンリルの都市の神官や王族として居留しており、アヌンナキの官僚として主要都市に配属されていく。
 また半神半人ジウスドラ(ノア)は、大洪水で失われた王の代わりに皇統たる資格を受け、本家の立場を引き継いで日本全土、そして世界各地を総括していくことになる。
 こうして、大洪水によって壊滅した文明を早急に復興するため、人類を奴隷の地位から解放し、段階的に文明を与えていくことが決定された。とりあえず、各地域の人類に農耕と牧畜の技術を供与することが決定された。エンキは、ノアの方舟に保存していたDNAから、大洪水で絶滅した動植物をすべて再生した。神々は人類に農耕技術を伝達する。洪水後、1000年のあいだは平野は水浸びたしの状態が続いたため、人類は山間地域で種まきを始める。
 エンリルの息子ニヌルタは、メソポタミヤにおいて治水事業を実施した。広大な沃土(よくど)を生み出したうえで、人類に穀物を供与した。これにより、ニヌルタは農耕神として人類に崇拝されるようになった。またエンキは、遺伝子操作によって野生動物から家畜を創造した。そして、人類に家畜とともに牧畜技術を供与した。これにより、エンキは牧畜神として人類に崇拝されるようになった。アヌンナキからの農耕技術と牧畜技術を供与されたことにより、人類の中石器時代が始まった。