エジプトのピラミッド建造

エジプトのピラミッド建造--------------------------------------------------------------------------------

 選ばれた半島に、天の“アヌとエンリルの道”が反映された。新しい“二輪戦車の場所”を正確にその境界線上に構えることとなった。ヒマラヤ杉の山々にある“着陸場所”と“二輪戦車の場所”の真ん中が“宇宙飛行管制センター”とされた。そこに相応しい山が選ばれ、“道を示す山”、モリヤ(のちのエルサレム)と名付けられた。石のプラットホームをそこに建造するよう、エンリルは指示した。その中央に、巨大な岩が内側も外側も刻まれた、新しい“天と地球を結ぶもの”を収容するために、それは造られた。その地球の新しい“へそ”が、大洪水前のニブル・キの役割を引き継いだ。
 アルラタ(アララト)の双子山が北の境界線として固定された。着陸ルートの境界、上昇と下降の境界を定めるため、他に2組の双子山が必要だった。1組は半島の南、山々の場所で接する双子の峰をエンリルは選び、南の境界線とした。もう1組の双子山が必要とされる場所には、何も無かった。
「人工的な峰を造れば良い!」とニンギシュジッダが提案した。彼はタブレットの上に、側面が滑らかで、天に向かってそびえる峰を描いて見せた。「可能ならば、そうすれば良い。それらを灯台としても機能させよう!」とエンリルは賛成した。
 川が流れる谷の北、平坦地にニンギシュジッダは縮小模型を建てた。上昇角度と4つの平滑な側面で、完全に仕上げた。その隣により大きな峰を設置し、その四面を地球の四隅にセットした。アヌンナキによって、電力の道具で石が切り出され、組み立てられた。ニンギシュジッダは、その中に通路や振動する水晶のための部屋を設計した。
 そして、最後の冠石を置くために、指導者たちが招待された。その頂上石は、エンキの息子ギビルによって、金と銀の合金エレクトラムで造られた。それは太陽光線を水平線に反射し、夜には炎の柱のようだった。すべての水晶の力を一条のビームとして天空に集めていた。


 完成して準備万端となると、指導者たちはその“偉大な双子山”に入り、驚嘆した。彼らはそれをエクル(ピラミッド)、“山のような家”と名付けた。それは、天空への灯台であり、アヌンナキが大洪水を生き残り、永久に繁栄することを宣言していた。
 ここから東へ、太陽が指定された日に昇る場所へ二輪戦車は上昇して行き、そこへ向けて南西に、太陽が指定された日に沈む場所へ、それらは降下していく。エンリルは自らの手で、ニビルの水晶を活性化させた。内部では不気味な光が明滅し始め、魅惑的なハミング音が静寂を破った。外では冠石が燦然(さんぜん)と輝きだし、大勢のアヌンナキは歓声をあげた。ニンマーは次のような詩を朗読した。

「山のような家、尖った頂を持つ家、天と地のために備えられ、アヌンナキの手で造られた。明るさと暗さの家、天と地の家、天空の船のために集められ、アヌンナキにより建てられた。内部に天の赤い光が輝いている家、遠く高くまで放つ鼓動する光。聳え立つ山の中の山、偉大に聳える人工の山、それは地球人の理解を超えている。装置の家、偉大な永遠の家。その基盤の石は川の水に触れ、その大きい周辺は粘土の中に納まっている。各部分が巧みに織り合わされた家、空で周回している偉大な者たちが下降し安息する所、ロケットの標識となり、測り知れない内部を持つ家、アヌ自身により祝福されたエクル。」

 そして、エンキはエンリルに提案した。「将来次のような疑問が起きるであろう。いつ誰がこの素晴らしいものを造ったのか?そのときのために、双子山の側に記念碑を造ろう、獅子の時代を宣言しよう。その顔は、設計者であるニンギシュジッダの似姿にしよう。そして、正確に“天の二輪戦車の場所”の方を見つめさせよう。未来の世代に目的を明らかにするために!」
 エンリルは「“天の二輪戦車の場所”はウツを司令官とする。凝視するライオンは正確に東を向かせ、ニンギシュジッダの姿にしよう!」と言った。


 モリヤ山は宇宙飛行管制センターで、後のエルサレムの神殿は“天と地球を結ぶもの”を収容する場所だった。主が降臨する際、稲妻と雷鳴が轟いたが、これは宇宙船のエンジンから噴出される光と轟音だった。そして、地球のへそとしての役割だったので、最重要の場所、つまり聖地であった。
 神殿の原型とは、神々の乗り物が発着する場所、神々が降臨する場所であった。“着陸場所”はシダー山脈にあるバールベックで、現在のカデッシュの南付近、いわゆるカナンの地付近である。ここにはアヌンナキが建てた神殿であるバッカス(エンキ)神殿とジュピター(エンリル)神殿がある。


 アルラタの双子山=アララト山とピラミッドも、宇宙船の離発着の目印とされた。そして、ピラミッドはアヌンナキ=神々が永久に繁栄する象徴なので、“神の宮”とされた。そのピラミッドの設計者は、天才科学者ニンギシュジッダだった。
 それは電力の道具で石が切り出されて組み立てられ、現在は存在しない冠石は金と銀の合金エレクトラムで造られ、内部にはニビルのハイテク機器が満載されていた。
 この時点ではピラミッドは“双子山”であって、規模が同じぐらいのクフ(第1ピラミッド)とカウラー(第2ピラミッド)しか無かった。それら内部にハイテク機器が満載されているので、そのような場所に、“死と復活”を象徴する石棺はなかった。後にこれらのハイテク機器がすべて取り払われてしまった後、カバラの象徴として石棺が入れられ、第3ピラミッドが建造された。それは未来を預言するために。
 この双子山については、ニヌルタ(アラム・ムル)の“黒い空の鳥”としての象徴図が残っている。それを見ると、ニヌルタ(アラム・ムル)は翼の生えた蛇のようでもある。ニヌルタは中南米でカ・インの子孫らに金属精錬などを教え、“偉大な守護者”と彼らから呼ばれていた。後に、ニンギシュジッダもアメリカ大陸に渡り、ケツァルコアトル、“翼の生えた蛇”と呼ばれた。ニンギシュジッダは知恵の神であり、ピラミッドを造った張本人なので、彼らは、ニンギシュジッダを再来した“偉大な守護者”と勘違いしたのかもしれない。

 下記の図はアララト山やピラミッドの位置関係の図である。北の境界線はアララト山(AR)、南の境界線はシナイ半島の南の山々の場所で接する双子の峰だが、これはカテリナ山(KT)とウマショマル山(US)である。この双子の峰と“着陸場所”バアルベク(ベトセメス、BK)を結ぶ線上のほぼ中心に“宇宙飛行管制センター”エルサレム(シャレム、JM)が位置する。また、アララト山とバールベックを結ぶ延長上にギザのピラミッド(GZ)が位置する。そして、ギザから真東の方向に、“天の二輪戦車の場所”であるシナイ半島のエル・パラン(SP)がある。その宇宙空港の近くには、“エジプト川”なる川があるが、これはこの場所を示唆するもの(ピラミッドとスフィンクス)がエジプトにあることを暗示している。