ピラミッドと惑星が正確に対応する

ピラミッドと惑星が正確に対応する---------------------------------------------------------------------

 三大ピラミッドのなかでも最も北側に位置するクフ王のピラミッドは、全ピラミッド中最大の大きさである。カフラー王のピラミッドはそれに次ぐ大きさである。このふたつのピラミッドは大きさが非常によく似ており、どちらもピラミッドの寸法について、現在、非常に正確な値が得られている。最古のピラミッド群のなかでも、特別に大きなこのふたつのピラミッドの大きさを比べると、それは、地球と金星の関係にそっくりなのである。これはクフのピラミッドとカフラーのピラミッドが、そのまま地球と金星に対応しているということを示唆している。


 さらにふたつのピラミッドの値に4/3πを掛けてみると、それぞれが地球と金星の体積に正確に対応するのである。

 だが、カフラーのピラミッドと金星では非常に正確な数字の対応を見せているのにたいして、クフのピラミッドと地球の間には、やや数字のズレがある。地球と金星というふたつの惑星は、大きさのおいても、比重においても双子といってもよいほどよく似た惑星である。が、わずかに違う点は、金星が完全な球形であるのにたいして、地球の方はごくわずかに上下に押しつぶした形をしており、完全な球形ではない。
 地球の場合、赤道面の半径(赤道半径)の方が、両極方向の半径(極半径)よりもわずかに長いのである。そこで地球の体積は、球の体積を求める公式ではなく、次のような公式で求めることができる。

  真の地球の体積=4/3π×(赤道半径×赤道半径)×(極半径)

 地球の体積を求める場合、赤道半径だけで求めると実際の地球よりも大きな値になり、極半径だけで求めると、実際の地球よりもわずかに小さくなってしまう。この点を考慮してみると、クフのピラミッドと地球との対応において、わずかに数字のズレがあったのは、こうした点に原因があった。そう考えて、地球を赤道半径だけの完全な球体として体積を求めてみると、その値は、クフのピラミッドから得られる数値のほとんど正確に対応する。

 このピラミッドについての数字は、エジプト考古学の父と呼ばれるF・ピートリの測量によるものであり、惑星については、東京天文台発行の理科年表に拠(よ)っている。