レムリアの食事

レムリアの食事----------------------------------------------------------------------------------------------

 レムリアでの食事は、共同で行われた。同じ部族グループで食べ物を持ちよって、屋外で摂取していた。海藻を収穫し、ハーブ植物と会話を楽しんでいた。何より、自分自身が食物で、食物自身が自分であった。自分が摂取する食べ物は、自分を作り上げたものだからである。そもそも食物は、独自の叡智と感覚を持った有機体であり、そこから新たな世界を知ることができる。これらを吸収すること、つまり植物と自分自身がエネルギー交換することに、いつも感謝の気持ちを捧げていた。
 レムリア人は口にする植物のすべてと会話をしていた。動物の肉を食べることはなく、キラキラと光るミネラルたっぷりの鉱水と、細かく砕いた黄金色に輝く真珠を食物に混ぜて摂った。真珠の微量のミネラルを味付けに使い、それは体内にコーティングされていった。ミネラルの泉から湧き出る水は、それぞれの泉で異なる種類のエネルギーを持っていて、それぞれのエネルギーには独特の特徴と癒しの効果があった。
 ただ最初に口にする食物は、金色の液体だけであった。これはエネルギーが変形したもので、それには必要な栄養はすべて与えられていた。その他の食物は、単なる楽しみと新たな経験のためだけに、ときどき摂取されていたにすぎない。母なる大地、地球、創造物すべてを敬うための儀式の一環として食べるときもあり、それらは主にベリーなどのフルーツや植物から採取された。
 食物はたいていの場合、熟したものを摂取していた。その多くは、火を使わない生の状態だが、意識的にその方法を選んだわけではなく、調理をする必要がなかった。新鮮なフルーツや野菜はとても美味しかった。また生命のおすそ分けとして摂取した魚介類などはプロテインを補充する源であった。新鮮な食材に含まれる高いエネルギーは、美しい肉体を持つ存在を作り上げた。例えば、光沢のある美しい髪の毛は生命力に満ちあふれ、現代のような壊れたタンパク質は一切含んでいなかった。