レムリア文明の政治体制

レムリア文明の政治体制-----------------------------------------------------------------------------------

  レムリア文明の人々は、国を適切に統治する唯一の方法は、政府の長としてどこの党にも所属せず、国に対して何ができるのか誠実に考えていける7人の代表者を置くこと以外にないことをすでに知っていた。代表者の中の7番目の者は評議会において2票分に当たる投票権を持つ最高判事であった。もし4人が彼らに反対して2人が賛成した特別な場合は、彼らは暗礁に乗り上げることになり、少なくとも7人のうちの1人が説得されて票を撤回するまで、何日でも議論が行われた。この議論は、知識、愛、そして人々に対する気づかいを基本として行われた。
 彼らは国を導いたが、物質的な利益は一切受け取らなかった。国を統治することは彼らの天職であり、彼らは自らの国に対する愛からそれに従事したのである。これが指導者間に自分の都合の良い判断を生まないことに寄与した。

 彼らの選出方法は、まず村や区から清廉潔白な人物が投票で選ばれる。過去に悪い行いがある人物や狂信的傾向のある人物は除かれたので、選ばれた人物はすべての点において完全であることを意味した。そしてその人物は、やはり近隣の村々からの代表者たちとともに近くの町に送られ、そこでさらに投票が行われることになる。例えばもし60の村があれば、彼らが掲げる公約ではなく、完全性を基準に60人が選ばれる。国中の代表者たちは首都に集まる。彼らは6グループに分けられ、それぞれのグループには1つの会議室があてがわれる。その後10日間、各グループ内で議論を行うばかりでなく食事やショーをともに楽しむ中で、絶えずグループ・リーダーの決定を試みる。こうして、もし60人の代表者が10のグループに分けられたら、10人のリーダーが生まれる。同じように、この10人の中から7人が選ばれ、その中から最高指導者が現れ、その人物には”王”の称号が与えられるのである。
 最高指導者は共和国の王であった。前任者が後継者を任命せずに死んでしまった時や、後継者が7人の評議会によって承認されなかった時にだけ、王はこの方法で選ばれる。王の称号が与えられるのは、第1に彼が地球において大聖霊の代理人であるからであり、第2には十中八九、彼が前王の息子か親戚にあたる者だからである。この方法はローマ人のやり方に似ているが、もしこの王が少しでも独裁の傾向を見せたら、評議会の仲間によって放り出されてしまう。