異教に共通する「666」と球体

異教に共通する「666」と球体--------------------------------------------------------------------------

 宇宙を支配する太陽の象徴のひとつに、巨大な球体があった。メソポタミアの境界石に王様が球体を持っている様子が描かれている。またインドではヒンズーの神が太陽を手に持っている様子がある。エジプトではタマオシ黄金虫(こがねむし)が天空で天球を支えているものとして崇拝された。

 球体を持つというこの思想は、ギリシャの礼拝にも見られる。黄道帯の12の部屋をめぐる戦いでは、ヘラクレスが球体を手に持っている。ペルシャのミトラも黄道帯の支配者を表わす神として同じ球体を持っている。

 エジプトのイシスも同様である。ローマのマキシムス、またはシーザーも天球を手に持っている。教会はこの「666」のシンボルを取り入れ、自ら祀っている神格、すなわちマリヤやイエスの手に持たせたのであった。ギリシャ神話の神アトラスも宇宙を担いでいるが、ローマ・カトリックの祭壇にそれが反映されている。


 また、バチカンにある三重冠の天辺には大きな天球が置かれていて、巨大な球体が聖ペテロ寺院の頂上に据えられている。