盆踊りも伝わる

盆踊りも伝わる----------------------------------------------------------------------------------------------

 エルサレムに神殿があった時代、ユダヤ暦7月15日の仮庵(かりいお)祭の時には、神殿の庭に巨大な灯火が設置され、高い位置に掲げられた。そこに来るヘブライの民も、篝火(かがりび)や松明(たいまつ)を持って集まった。そして、神殿自体も大きな燭台(しょくだい)で照らされた。これらの光は、夜のエルサレムとその近郊を明々と照らし出し、その光景は遠くからも見ることができたという。人々はその灯火の下で踊った。これが盆踊りの起源となる。また、イスゴルという死者のための特別な追悼の祈りが捧げられた。

 古代から日本人は神を一人二人ではなく一柱二柱と数えた。これは古代の日本人の世界観を表しており、柱に神が宿るということは、すべての中心の軸に神が宿るということである。宇宙はスピンから生まれた。スピンの中心には軸が生まれ、すべての中心には軸が生まれる。一つの軸によってすべての存在はひとつに統合できる。この世界観はこの時代から存在するもので、縄文時代には、円形に家を建てて村が形成されていた痕跡が残っている。縄文人は住む場所を神聖な場所にするため、どこに住居を構えれば良いか計算していた。それはご神木と言って、木を神と認識していた。木の年輪とは最初の細胞は死んで、生きた細胞がまわりを取り巻き形成されていく。新しい細胞が古い細胞のまわりを取り巻いていく。年輪と同じように最も古い祖先は、常に一番の中心に存在していた。それを継承したのが日本の各地に見られる盆踊りであり、円の中心に祖先を祀っている。