アヌンナキとアケメネス朝の宗教

アヌンナキとアケメネス朝の宗教------------------------------------------------------------------------
 アケメネス朝ペルシアが誕生した時すでにゾロアスター教は、王家と王国の中枢をなすペルシア人のほとんどが信奉する宗教であった。ゾロアスター教は善悪二元論的な宗教である。このゾロアスター教と、その最高神であるアフラ・マズダー(エンリル)は、宗教によってアケメネス朝の人々を洗脳していったのである。
 アフラ・マズダーは宗教画などでは、有翼光輪を背景にした王者の姿で表される。その名は「智恵ある神」を意味し、善と悪とを峻別する正義と法の神であり、最高神とされる。ゾロアスター教の神学では、この世界の歴史は、善神スプンタ・マンユと悪神アンラ・マンユらとの戦いの歴史そのものであるとされる。そして、世界の終末の日に最後の審判を下し、善なるものと悪しきものを再び分離するのがアフラ・マズダーの役目である。