数珠(じゅず)

数珠(じゅず)--------------------------------------------------------------------------------------------------

 紀元前2500年頃のこの円筒印章で、祭司が何か小さなボールのようなものを持っている。バビロンやメソポタミアのレリーフでは、祭司や守り神が数珠(じゅず)を手に持っている。数珠玉はバビロンに於て礼拝の一部を占めていた。これらの数珠(じゅず)はバビロニアの雄牛崇拝から取られた。

 またファラオの数珠(じゅず)は、彼と共に墓に納められた。数珠(じゅず)は祈りに用いられ、エジプトでも礼拝の重要な部分を占めていた。ヒンズー教も仏教も皆、祈りに数珠を用いる。イスラム教世界でも祈祷(きとう)用の数珠(じゅず)がアラーの礼拝に用いられた。教会で目にする数珠玉は、まさしく異教に源を置くものなのである。キリスト教徒には縁もゆかりもないものである。