ゴールドシュミット家とロスチャイルド家

■1526年頃

ゴールドシュミット家とロスチャイルド家-------------------------------------------------------------

 70年〜132年にローマ帝国によって滅ぼされたイスラエルから離散したユダヤ人が、ドイツのフランクフルトに大量に移住し始める。そして両替・金貸しをするユダヤ人も集結。そのひとりがモーゼス・ゴールドシュミット(ゴールドスミス)である。またロスチャイルド家の祖アムシェル・モーゼス・ロートシルトも、フランクフルト・アム・マインのゲットーで両替商や絹布貿易を営んだ。彼らは18年頃、イエスに神殿から追放された金貸しの子孫である。
 ロスチャイルド家はもともとゴールドシュミットから派生した一族である。現在のロスチャイルド家はゴールドシュミット(ゴールドスミス)家と、複雑に結婚し合ってきた同じ家系なのである。ロスチャイルド家の掟は、男子相続であり、フランクフルト家では後に男子が生まれず、フランクフルト家最後のミンナ・ロスチャイルドが結婚した相手が、同じフランクフルト出身のユダヤ系財閥ゴールドシュミット一族のマクシミリアン(Maximilian von Goldschmidt-Rothschild)である。
 このマクシミリアンの弟の孫が、今日の世界的投資家で欧州議会議員のジェームズ・ゴールドスミスだが、このゴールドシュミット一族が、マクドナルドの大株主である。 

 お金を汚いものとした清貧思想のカトリックキリスト教では、金貸しビジネスをユダヤ人に押し付けたため、ゲットーは差別としてのユダヤ人隔離のためのユダヤ人居住区であると同時に、中世の金融街を形成していった。ただ世間に流布するユダヤ陰謀説は誤りで、ロスチャイルドは本当のユダヤではないと考えた方が良い。
 ゴールドシュミット家は、このゲットーで大きく育ち、1700年代に入ってから、この一族から一人の大きな巨人を輩出し、ロンドンのシティを支配する金融業者になっていく。

■1533年頃

 インカ帝国がスペイン人のコンキスタドールに滅ぼされる。1533年8月29日、最後のサパ・インカ(皇帝)アタワルパの死。サパ・インカとはケチュア語で唯一の王。またこの頃、マヤの文明にもスペイン軍が侵略していった。マヤの人々にとって決定的な打撃はスペイン人がもたらした伝染病だった。スペインの侵略から約100年程でマヤ人の9割が疫病で死んでいった。旗にはフリーメイソンとも関係がある海賊旗が描かれている。