異教とカトリック教の共通点

異教とカトリック教の共通点-----------------------------------------------------------------------------

 異教に於いて最高位の神の名称であった、ポンティフェス・マキシムスという言葉が、現在ローマ法王の名として、キリスト教会に於いても用いられている。ヤヌスとシビルはかつて小アジア(アナトリア:現トルコ)に於いて、天地の鍵を持つ者として崇められていたが、現在ローマ法王は、同様の鍵を持っていると主張している。王なる大祭司が、王座に担がれて神々の宮殿へ行くという概念は、ローマ法王が、聖ペテロ寺院(サン・ピエトロ大聖堂)に行く時に携帯王座に担がれて行くのに変わっている。異教の王なる大祭司は、太陽神の生まれ変わり、天の神の代表者とされていた。法王は自らを神の代弁者であると主張している。神々をなだめる為に捧げ物がなされていた。これらの概念が教会に於いて難行苦行や免罪符という形で引き継がれた。

 古くから売春婦や女祭司の宿が存在していた。今日教会は修道院を設けてその概念を引き継いでいる。そして、太陽崇拝が行われた各時代を通じて、太陽神の敵が生贄・人身御供として捧げられた。宗教裁判に於いて、5000万人以上の人々が殺害されたと言われている。多くの生命が奪われたのであった。

 ローマに於けるこのようなキリスト教の形をとったカルトと、ヒンズー教を比較してみると、ここでも多くの類似点が見られる。

①ローマ教に於いて聖書は、一般信徒から遠のけられ、分かりにくい言葉使いで記されていた。そして、司祭だけが聖書を理解できると考えられていた。ヒンズー教に於いて、祭司だけがベーダ(インド最古の宗教文献)を理解できると考えられ、ベーダは一般民衆から遠のけられた。

 ②ロザリオ・数珠の使用はヒンズー教で見られる。

③贖罪(しょくざい)の苦行の概念もヒンズー教にある。

④死人の為に捧げる祈りもヒンズー教にある。

⑤全聖徒の日に灯される蝋燭(ろうそく)は、ヒンズーに於いてディマリの祭に見られる。

⑥キリスト教会で重んじられている聖徒の亡なきがら骸は、2000年前ヒンズー教に於いて、礼拝の対象として重んじられていた。

⑦ローマ教もヒンズー同様、夜通し起きて死体の番をする。

⑧死人、または墓の周りで、蝋燭(ろうそく)を燃やすこともヒンズー教は行う。

⑨聖堂の灯はヒンズーの寺院でも、カトリック教会でも見られる。教会に於いて聖徒の前で灯される蝋燭(ろうそく)は、ヒンズーで何千年もの間守られてきたものであった。

⑩ヨーロッパや今日カトリック世界で見られる宮参りの巡礼は、ヒンズーの世界でも同様に見られる。

⑪キリスト教会で棺の中にシュロの葉を聖なる葉として置くしきたりは、ヒンズー教に於いても聖なる草が同様の目的を果たしている。

⑫ローマ・カトリック教に於いて、マドンナ、聖母とその幼児が天の女王、そして神の子として崇拝されている。ヒンズー教ではナンクリヤとリバ、女神であり天の女王、そしてその長男インカ、天の王が崇拝されていた。

⑬キリスト教の修道女と、ヒンズー教の尼僧を比較してみると、あらゆる点に於いて、酷似しているのが分かる。

 キリスト教はヒンズー教と同じなのか?ローマのキリスト教がヒンズー教なのである。ローマのキリスト教は太陽崇拝である。そして異教の儀式は、今日でも続けられているのである。大聖堂で行われる礼拝に行ってみると、様々な祝典を目の当たりにする。そこで行われている礼拝式は、まさしく古代シナルの平野で始まった、バビロン形式の礼拝なのである。