三又(みつまた)の矛(ほこ)と祝福の手

三又(みつまた)の矛(ほこ)と祝福の手--------------------------------------------------------------------

 他には、アダト神が持っているような、三又(みつまた)の稲妻がある。稲妻は様々な異なる形で見られる。

 ここではネプチューンが巨大なピッチフォークとして持っている。

 ネプチューンのピッチフォークは、ミトラやヒンズー神、あるいはギリシャの祭壇でも見られる。ここではギリシャの神が、カトリックの墓で三又の矛を持っている。ここではイエスの頭から三又の矛が出ており、聖ペテロ寺院ではこの十字架の角(かど)から矛が出てきている。

 三又(みつまた)の矛の別の形は、紀元前3000年から存在した円筒印章にある祝福の手である。ヒンズーの神にもそれがある。

 また仏教も宇宙の神聖なシンボルを取り入れた。これらエジプトの祭司たちは、手をその肩に組み、宇宙のフォースに対抗することで自らを守った。

 このスパルタ神は、このローマの牧神のような手の形をしている。また、ローマのシーザーは、「666」のシンボルであるこのような手の形を作っている。

 ロンドンでは同様の手の形をした太陽神アポロが見つかっている。人々を角と尻尾の生えたピッチフォークを持つ悪魔から守るため、指はポケットに入れるか首のところに置いた。ゼウス神の祭壇には、この聖なる手が宇宙のフォースのシンボルとして置かれた。

 これら奉納された手は、ヨーロッパの大きな博物館に於いても見られ、異教礼拝の名残りを示している。

 学者のリチャード・ペインナイトは、自分の性的シンボルのコレクションを大英博物館に寄贈(きぞう)したが、中でも重要なのがこの宇宙を象徴する手である。男性と女性の指が一緒に挙げられ、生殖を表わす親指の先には、松ぼっくりが付いている。その周りにはエネルギーを表わす蛇、多産のシンボルである山羊の頭、三つの聖餅が置かれている祭壇がある。その下には聖母マドンナと子供がいる。手の甲にはあらゆる占星術の神々のシンボルがある。これらの手はイニシエーションを受ける人達に伸べられた。これの手からエネルギーがほとばしり、彼らに宇宙的生まれ変わりを与えると考えられていた。これらの手がキリスト教会でも見られるというのは、驚くべきことである。それは黄道帯を支配する「666」の神を表わしている。そして今日でも、司祭や法王たちが悪魔のサインを送り続けているのである。