茶の意味

■1522年頃

茶の意味------------------------------------------------------------------------------------------------------

 この頃、わび茶(草庵の茶)の完成者の千利休が生まれる。

①茶碗
 茶碗は3回半回す。3回転半と言えば、「生命の樹」に絡みついた蛇の巻き数である。そして、イエスに関連する「生命の樹」と言えば聖十字架である。つまり、茶碗は「生命の樹」と聖十字架を象徴している。

②抹茶と御菓子
 茶碗が「生命の樹」と十字架ならば、抹茶はイエスの血であるワイン、菓子はイエスの肉であるパンの象徴である。茶道は禅寺系から発生しているので酒は禁物で、それでお茶ということである。茶はラテン語系で“テ”と言う。これは“主、神”という言葉のヴァリエーションである。そして、日本語では“手”であり、手は神と人を結ぶもの。(おむすびは手で握るが、この“むすび”は古事記の高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と神産巣日神(かみむすびのかみ)の“産巣(むすび)”に由来している。)初期の茶道菓子は“ふの焼き”と言い、小麦粉を練って焼き、味噌を塗ったものだった。つまり、酵母の入らないパンそのものである。

③蹲い(つくばい)
 蹲い(つくばい)とは、茶室の庭にある、手を洗って清める場所、つまり、神社の手水舎(ちょうずや)に相当する。石庭で有名な竜安寺には有名な蹲い(つくばい)がある。“吾唯足知(われ、ただ足ることを知る)”である。
 “口”を中心に四文字が配置され、メルカバーの形である。庭の石はすべては見えないが、足ることを知らなければならない。人生も同じである。

④茶室に入るにじり口
 にじり口は狭い。一般的には、武士も刀を外さないと入れず、茶室内は身分の上下を無くすため、と言われている。しかし、真相は新約にある。マタイの福音書7:13、14 にこうある。
“狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。”
 茶室のにじり口は命に通じる門、神の国に通じる門なのである。

⑤“茶”という字
 最も重要な草冠がある。草冠の元字は“艸(そう)”で、三叉(さんさ)の「合わせ鏡」である。三叉は3本柱の「生命の樹」なので、古事記と日本書紀、旧約と新約に於ける絶対三神の「合わせ鏡」である。“ホ”は一対のケルビムの間に安置された十字架で、契約の箱の上に安置された聖十字架を象徴する。その間の“人”は、土俵の上にある屋根、ピラミッドの「重力拡散の間」の天井の形で、「生命の樹」の至高世界である。

⑥祈祷殿に奉られた2献のお茶
 2本の「生命の樹」なので、古事記と日本書紀、旧約と新約に於ける絶対三神の「合わせ鏡」である。そして「知恵の樹」と「生命の樹」の「合わせ鏡」である。
 他にも、茶道にはキリスト教の儀式に近いものが多く、キリスト教徒の人が茶道のお手前を拝見すると、キリスト教との共通点を見出すらしい。そして、茶道の創始者、千利休は洗礼名サン・ルカに因む。神社は天照大神=イエスを祀る神殿なので、イエスに関係の深い茶道が奉じられる。