難攻不落の要塞「マサダ」

■70年〜73年

 70年にユダヤ属州のユダヤ人とローマ帝国の間にエルサレムを巡って攻城戦が起こる。これはユダヤ戦争(第一次ユダヤ戦争)と呼ばれている。この戦いでティトゥス率いるローマ軍は、ユダヤ人の反乱軍が66年以来立て篭もっていたエルサレムを陥落させた。エルサレム市街のみならず、エルサレム神殿(ヘロデ大王が築いた第二神殿)もこのときに破壊され、「嘆きの壁」を残し、徹底的に破壊された。


 73年には967名のユダヤ人が7ヶ月も籠城し続けていた難攻不落の要塞「マサダ」を、8000ものローマ帝国軍が総攻撃。追いつめられたユダヤ人は、2人の老婆と5人の子供を残し、全員自害した。