大和王権の誕生

■紀元前660年  

大和王権の誕生----------------------------------------------------------------------------------------------

 日向族は、出雲族、南海道の地族とともに、邪馬台族が去った大和へ入り、武運を祝して畝傍山(うねびやま:奈良盆地南部)の東南、橿原(かしはら)の地に仮宮を造り、日向族長の豊玉彦(とよたまひこ)の娘、玉依媛(たまよりひめ)の生んだ生んだ男子四人の末子、稚三毛渟麻命が、出雲から事代主の娘イナダ姫を妃に迎え、紀元前660年正月一日、邪馬台族より戦利品として得た宝物を神器(じんぎ)とし、日本国天皇第一世として儀式を行った。これが神武天皇の誕生である。

 邪馬台国橿原宮で稚三毛渟麻命が日本国天皇一世として即位した後、この邪馬台国の地に多くの日向族が移住してきた。
 住み残っていた邪馬台族は、奴隷のごとく重労働にこき使われ、その様はかつての邪馬台国五王の政治とはくらべものにならない過酷で地獄のようだった。また邪馬台族に反忠した地方の輩(やから)も、今になって悔やんだがあとの祭りだった。