イタリアのジュゼッペ・マッツィーニはイルミナティの首長であった

■1871年頃

 イタリアのジュゼッペ・マッツィーニはイルミナティの首長であったばかりでなく、ヨーロッパでの主要な革命家であった。マッチィーニは崩れ去った『OLD ORDER(旧体制)』に対して、イルミナティが掲げていた『NEW World Order(新世界秩序)』のゴールを達成する計画を練り上げた。東半球ではマッチィーニ、西半球ではアルバート・パイクが、この計画の先頭に立った。
 アルバート・パイクはジュゼッペ・マッツィーニに送った手紙に、イルミナティのNew World Orderのための3つの世界大戦を準備するとした。そして第一次世界大戦と第二次世界大戦、さらに第三次世界大戦についての計画が記された手紙を送った。
 それによると、まず「世界を統一するために今後3回の世界大戦が必要だ」と書いてあり、「1回目はロシアを倒すために、2回目はドイツを倒すために、3回目はシオニストとイスラム教徒がお互いに滅し合い、いずれ世界の国々もこの戦争に巻き込まれ、それが最終戦争に結びつくだろう」と書かれていた。

 New World Orderという用語自体は第一次世界大戦後頃から、英米の政治家によって多用され始めた。公式に確認されている中でも、国際連盟の設立とベルサイユ体制の構築によって大国間の勢力均衡が大きく変化したことを指して、アメリカのウッドロウ・ウィルソン大統領が新世界秩序という用語を使っている。その後、第二次世界大戦の悲惨な帰結を見たウィンストン・チャーチルが、破滅的な世界大戦を避けるには国民主権国家を廃絶し、世界政府の管理による平和体制の実現が不可欠であるとして、この言葉を使った。