諸葛孔明の誕生と道教

■181年  

諸葛孔明の誕生と道教-------------------------------------------------------------------------------------

 この頃、中国に諸葛孔明が生まれる。儒教、仏教と並ぶ中国三大宗教の道教は、中国で大きな影響力を持つ宗教の1つである。儒教は孔子の教えであるが、道教とは関係無い。道教と言えば、風水や仙人など、呪術的なものが思い浮かぶが、その通りである。風水では、川の流れ、地の流れなどを見る。これはすなわち、地球の「気」の流れを見ている。地球も生命体であるから、当然、人間の経絡(けいらく)・経穴(けいけつ)に相当する電磁場の流れがある。その流れ、吹き出し口を見極め、流れを妨げてはいけない。いわゆる鬼門・裏鬼門とは、裏鬼門から鬼門に向かって流れがあるので、それを妨げてはならない、ということである。
 他には、「木火土金水(もっかどごんすい)」の五行説がある。この5つがすべての基本と見なす。諸葛孔明(しょかつこうめい)は奇問遁甲(きもんとんこう)を自在に操ったので、呪術師と見なされた。
 日本の陰陽道(おんみょうどう)の元は道教であり、「天皇」という言葉も「天皇(てんこう)、人皇(じんこう)、地皇(ちこう)」から採ったものである。道教の奥義は仙人になることである。仙人術の奥義とは、気=クンダリーニを上昇・周回させて不老不死を得ることにあり、ヒンズー教、チベット密教とまったく同じである。達磨大師(だるまだいし)が考案した少林寺拳法も、その1つである。(達磨もインドで修行した。なお、ヒンズー教のカーマ・スートラに相当するものが、「房中術」である。)

 道教での天地創造は、上半身が人間、下半身が蛇の体である二柱の神々、伏犧(フッキ)と女媧(ジョカ)が大木の周りをそれぞれ反対方向に回って交わり、行われたという。これは、ヒンズー教のナーガ、ナーギと同じである。この二柱の神々はアヌンナキのニンギシュジッダである。伏犧は直角定規、女媧は手にコンパスを持っていた。ユダヤ教のヤハウェも、コンパスと直角定規で天地創造する絵が描かれている。また、イエスは大工だったので、コンパスと直角定規は手慣れたものだった。聖徳太子は大工の神様として崇められている。フリーメーソンの象徴はコンパスと直角定規である。ヤハウェ=イエスこそ、純粋フリーメーソンの元祖である。

 日本の神話では、イザナミとイザナギが天御柱(あめのみはしら)の周りをそれぞれ反対方向に回って交わり、天地創造した。雛型はインドのナーガとナーギ、中国の伏犧と女媧である。アダムとイブの話では、アダムはイシュ、イブはイシャーだった。これが転じて“イザ”となる。また、ナーガとナーギが転じて“ナギ”と“ナミ”であり、合わせて“イザナギ”と“イザナミ”である。そして、イザナギとイザナミがコンパスと直角定規を持っているわけではないが、日本にも、コンパスと直角定規で描くものがある。「日の丸」である。