「ヤハウェ」とはアヌンナキだと語るイザヤ

「ヤハウェ」とはアヌンナキだと語るイザヤ----------------------------------------------------------

 イザヤはソロモン神殿に仕えるヘブライの預言者であり、バルミツバーを受け、律法の守り手をつとめ、ヤハウェを求めて砂漠をさまよう者である。そのすべてを誇りに思っていたが、スフィンクスの地下室の仕事については罪の意識があまりにも深く、苦しみは時を越えて響いた。
 情報を本当に理解するには、まずチャネルした者の心がどのような仕組みになっているのか知らねばならない。この時代、イザヤはソロモン神殿にかかわると同時に、生活と政治にもかかわっていた。しかし日常生活がどうなっていようと、心の内奥には純粋な統一性を持って働く魂があった。自分の世界で進行していることに不服もおぼえたが、それなりに居心地の良い時もあった。

 ヒビルがエジプト第18王朝時代のときに、自からの情報源を活用しなかったのは悲しいことであった。またイザヤの同胞がエジプトの情報源を利用していることも悲しく思った。「わが民はなぜ、自分の知恵を思い出さずに、よその土地の知恵を盗もうとするのだろうか?」これが人間存在の中心にある問いかけ、すなわちスフィンクスの謎である。エジプトは人間に問いかけを続けさせるためだけに存在し、ヘブライ人は故郷を見出すためだけに存在する。

 イザヤはスフィンクスの地下室を思い浮かべ、そこから情報を拾うように訓練された。しかしイザヤは生涯、疑問に思っていた。なぜ我々ヘブライ人はエジプト人のものを盗まねばならないのか?故郷として与えられることを望んでいるイスラエルの土地の力に、アクセスすればいいのではないか? 

 このイザヤは地球に生きる者、そして宇宙人をチャネルする者である。誰の中にも高次の自己があるが、イザヤ達の相手はこちらの真意を見抜けないエジプト人であった。彼らはうぶで単純で、「自分たちは統合されていてハートが分裂していない」と主張していた。イザヤはそれまで、そのような概念を誰からも提示されたことがなく、苦しみ続けるイザヤに、高次の自己が語りかける。「わたしはハートが二つになっていたから、エジプト人の言葉が耳に入らなかったのだ」と。
 イザヤは自分のなかの高次の部分を意識していなかったので、さまざまな企てに気づかなかった。高次の自己など想像できなかったのである。当時のイザヤにとってヤハウェこそ精霊であり、自分は精霊ではなかったからである。そんなものが存在する可能性を誰からも提示されたことがなければ、魂のような概念をどうして想像できるのだろうか。
 イザヤにとって高次の自己の統合が意味することは、それまでの生き方に背くことであった。ヘブライの預言者イザヤは、「苦しめるイスラエルのしもべ」の一人であった。苦しむのをやめたければ、長年の積み重ねも、条件付けもかなぐり捨てて、ソロモン神殿を去らねばならなかった。

 人間とシリウスの混血民族だったエジプト人は、さまざまな星の源にアクセスできた。しかしヒビルにはできなかったので、イザヤ達を使って技術を盗ませた。イザヤから報告できることは、イザヤ達チャネラーがソロモン神殿で、盗んだ技術を用いて4次元の天蓋を活性化すると、ニビルのアヌンナキがイザヤ達の願いを実行に移したのである。 
 ソロモン神殿は、ヘブライ人を通じてアヌンナキが影響力を及ぼすための中心地であった。ヤハウェが地球を支配していたのではなく、ヘブライ人が契約にもとづく力を行使していたのである。ソロモン神殿の設立、維持と引き換えに、4次元からアヌンナキはせっせと人々を刺激しては、ヘブライ人の計画を実行させていた。
 イザヤが語ったことにあらわれている真理は、現代のアメリカ人なら誰が見ても明々白々である。火星を守護神に選び、世界に優位を占める超大国になろうとしたアメリカ人も、同じことをしてきたのである。アヌンナキのもくろみは常に世界を乗っ取ること、すなわち「新世界秩序」と決まっているので、何かを手に入れるために彼らを利用する者は、彼らそのものになってしまう。
 アメリカの場合、ものを手に入れるために戦争を利用したので、火星になってしまった。つまり暴力の国になったのである。かつてアメリカは世界のパンかご(穀倉地帯)だったのに、いまでは地球の武器製造所である。こうしたことは、人間全員が実体を見極めてはっきり拒絶するまで続く。イザヤ達が一神論という単一の視点に飲み込まれていたのと同じ状態にある。現代人の国もイザヤの国のように衰退することになる。
 ヤハウェとはまさに、アヌンナキの完璧な陽動作戦であり、完璧な隠蔽工作であり、人々の目を欺く煙幕となった。ソロモン神殿のもくろみのためにチャネラーをつとめながら、イザヤは幸福ではなかった。イザヤはただの暗号表であった。自分のしたいこともせず、民はもっと進化できるはずだと知っていたので苦しんだ。イザヤの身体はコンピューターに組み込まれたマイクロチップのようなもので、少しでも動くと突起が曲がり、はかりしれない知識が神殿から失われるか、自分の脳が働かなくなるか、どちらかの運命であった。
 オリオンの情報を伝達する暗号表として機能しなければ、コンピューターから引き抜かれて動脈瘤のように脳が破裂していた。ソロモン神殿という秘密結社に参入したがゆえに、自分自身の選択はなかった。イザヤにわかるのは、自分の創造性が支配されたことであった。meaninng(意味)はmean‐ing(卑劣なこと)、つまり支配を意味する。イザヤ書は聖書の大部分と同じく、ヤハウェが人間の心に直接入り込むための導管を作る。ヤハウェなど、惑星ニビルでは事務所の奥ではたらく二流の事務員である。
 イザヤはソロモン神殿でチャネルしていた60年間、なにごとにも意味を見出さなかった男である。3次元にあるのは体験と創造性だけで、本当の意味などない。それが、3次元の目的なのである。ここ3次元は、見るレンズによってさまざまな現実が交差できる場所なのである。「意味」が「卑劣」なのは単一の視点を押しつけるためで、その結果、やがて視点の違う者と戦争が始まる。