各国のボードゲームのルーツはシュメール

各国のボードゲームのルーツはシュメール-------------------------------------------------------------

 シュメールのウルでは、ウルの盤(Royal Game of Ur)と呼ばれるボードゲームが存在した。これが後にすごろく、将棋、囲碁など、世界各国のボードゲームの起源となる。
 ルールは4個の正四面体のサイコロを使って、「目が出たサイコロの数だけコマを進める」。頂点に白い印があれば1、なければ0、4つ振って判定する。二人がそれぞれ7個のコマを持ち、自分のコマを先にすべてゴールに出したら勝ち。これに加えて、やや複雑なルールが2つある。一つは、「花マークのマス」と「出口のマス」以外のマスには自分のコマを2つは置けない。もう一つは、相手のコマの上に自分のコマが来ると、相手のコマをはじき出すことができる。
 ただ、このボードがカレンダーであったなどの指摘もあり、本来の使用目的は完璧にはわかっていない。このボードにはイナンナの八芒星が5つ描かれている。

・紀元前3500年頃にはウルの盤はエジプトに伝わり、セネトというボードゲームして伝わる。またインドにはチャトランガという名で伝わり、後の将棋やチェスの起源となる。チャトランガには二人制のものと四人制のものとが存在した。


 ・紀元前770年頃にはシルクロードを通って中国に伝わったものが、囲碁、雙陸(すごろく)、象棋(シャンチー)となった。

・395年以降の東ローマ帝国ではタブラとなった。

・600年代の日本に伝わったものが、盤双六(ばんすごろく)や将棋がと呼ばれた。

・700年代にはタイの将棋として知られるマークルックが、当時のスリランカを通じてドヴァーラヴァティー王国に将棋用の盤上遊戯ボードゲームとして伝えられ、それが現代のマークルックの祖となる。またロシアにはチャトランガから名前が変わったチャトランジが伝えられる。

・800年代には西ヨーロッパへチャトランジが伝わる。

・1600年代にはチャトランジが基となってチェスが生まれ、ヨーロッパ各地で娯楽として普及する。