インドの叙事詩ラーマーヤナの元が編纂される

インドの叙事詩ラーマーヤナの元が編纂される-------------------------------------------------------

 ラーマーヤナ、マハーバーラタと古代核戦争インドの二大叙事詩「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」は世界的に有名である。ラーマーヤナの方が古く、シュローカと呼ばれる16音節2行(あるいは8音節4行)から成り、その数は2400にも及ぶ。BC2世紀頃、詩人アーディ・カヴィによって編纂されたものが元である。ラーマーヤナとは“ラーマ王伝”という意味である。ラーマーヤナは、英雄ラーマが妻シータを悪玉ラーヴァナから取り返す物語である。舞台は南インドで、現在のセイロン島と見なされている。主人公ラーマはコーサラ国の王子である。
 マハーバーラタの内容は戦争である。BC10世紀頃の北インドを舞台とした壮絶な戦いである。主人公は、クル族の王子アルジュナである。彼が同族の戦いに躊躇するが、英雄神クリシュナが現れ、進むべき道を示すバガヴァッド・ギーターの場面がよく知られている。また、英雄アスワタマンが空飛ぶ戦車ヴィマナで敵と戦う場面が有名であり、BC10世紀頃の北インドでの出来事を記したものとされている。マハーバーラタは聖仙ヴィヤーサによって編纂されたと言い、AD4世紀初頭に成立した。ラーマーヤナの内容を知っていることを前提とするが、その量はラーマーヤナの4倍以上にもなる。バーラタとは、インド人が自らの民族を指す呼称である。マハーバーラタとは“偉大なるバーラタ族”という意味である。
 しかし、そこには現在の核兵器を思わせるような、極めて写実的かつ具体的な兵器が数多く登場し、あたかも実際に目にしたような描写である。つまり、“主エンキの御言葉”に記されていたように、第3の地域も傷ついたのだから、メソポタミアだけではなく、インダス一帯でも核兵器が炸裂したことを裏付けることとなる。そこで、物語の概略を紹介し、これらの物語をシュメールとカッバーラの観点から見直す。