次元上昇が人間と全生命体の生きる目的

 地球人は輪廻転生を通して、次元上昇(アセンション)を目指しているが、次元上昇の段階は、12のレベルに分かれている。場合によっては26や103といったもっと緻密な表現をすることもあるが、12のレベルの説明のほうが地球人にはわかりやすい。
 現在地球人は、この12段階の3あたりにおり、それがいわゆる3次元ということである。1次元、2次元は、もっと基礎的な段階で、もっと高度なことを理 解する前のレベルである。4次元は、人間が体の死を迎え、肉体を離れた後、まず最初に行くところで、魂がそれぞれのやり残したカルマや契約を清算するとこ ろである。4次元はアストラル界とも、幽界とも、低層4次元とも呼ばれている。一般的に、肉体を離れた魂は、地球時間において4日から7日の間ここへ滞在 した後、次の次元へと進んで行く。
 人間の肉体から離脱したばかりの魂の中には、今終えたばかりの人生への執着が強く、名残惜しくて、そこから離れられずにいる者もいる。また事故などで、 その死があまりにも突然のことなので、自分が死んだことに気づかない者もいる。そのような者たちはどこに行ったらいいのかわからず、そのまま4次元の幽界 に留まってしまうこともある。
 また人間として生きていた間に悪い行為をして、大きなカルマを作ってしまった場合も、4次元で普通以上の時間をそこで費やすことになる。ここには悪行の罪を清めるための浄罪界のような役割もあるので、それらの清算をしてから次のレベルに進むことになる。
 このように4次元には、浄罪のために留まらねばならない者や、自分の選択によって長く留まることになる者がいる。この長い時間とは、3次元的な表現であ る。なぜならこの光の世界には、時間というものが存在しないからである。つまり4次元以上の世界には時間というものは存在しないので、地球にあるような直 線的に進む時間の感覚はなくなるのである。そのために魂が肉体を離れた時点で、時間に対する感覚が変わるので、地球時間で長いと感じても、魂にとってはそ れほどでもないということである。

 さらにそれ以上の段階である5次元から10次元だが、肉体を離れて光の魂になった存在が4次元を通過して行く場所である。どのレベルに行くかは、それぞ れの魂の成長の度合いによって別れる。そして各段階を上昇してきた魂が、最後に到達するところが11次元である。11次元は、光の魂が上昇できる最高の段 階である。よって地球人含め全生命体が目指すゴールも、ここ11次元ということである。さらに12次元は、究極の根源創造主であり、宇宙の源であるエネル ギーの次元である。

 このように11次元までそれぞれの段階があり、次元上昇の梯子(はしご)のようになっている。しかしその順序が、スムーズに一段一段進んでいくわけでは ない。今3次元にいるからといって、次に生まれ変わったときに4次元に、さらに5次元にというわけではないのである。梯子を登って行くためには、叡智と智 慧、進化と向上が必要である。そのためには、あらゆる人生において遭遇する出来事や、人々との関わりにおいて生じたカルマの解消が含まれる。

 カルマとは、愛に反した行為のことである。そのカルマを解消するために、同じ次元を何度も繰り返すことがある。ときにはその梯子を踏み外して落ちてしま うこともある。アセンション(上昇)だけでなく、ディセンション(下降)もある。3次元から10次元までは、スライドのように上がったり、下がったりす る。しかし、いったん11次元まで上りつめると、もうそこから下がることはない。転生が終わって到達した次元が11次元になったところで、アセンション (次元上昇)のプロセスは完了したことになるのである。

 自分の魂が次元上昇できるように、人間として自分達が意識的にできることは、魂とともにアセンションのプロセスを進めるように、魂からの「内なる声」に しっかり耳を傾けることである。そして物質的な側面だけに囚われないように注意し、集合意識をしっかり持ち、地球がよりよい場所になるように協力していく 必要がある。
 ライトボディというのは、人間にとって「魂の光」を意味する。「魂の光」とは、別の表現で「ゴッドスパーク」、「神のきらめき」「神の火花」と言える。 「魂の光」は、肉体の中にあって光を発している。その光は、外側にも広がっていて、これはその人物が誰であるかを外側に示す光でもある。肉体が動くと、ラ イトボディ(魂の光)も動き、肉体の中に魂が動いていることを表している。人間は「神の火花」の延長であり、「神の光」を魂に宿しているのである。自分の 肉体の中に、この内なる存在が常にいることを意識して、「内なる声」に耳を傾ける姿勢でいることが重要である。


Hiloyuki Kubota/久保田 啓敬