2章 ビッグバン、リラ星、ベガ星 : 地球人のルーツ

■遥かな昔

宇宙の創世---------------------------------------------------------------------------------------------------

 まだ今日のような宇宙というものが無く、1つの茫洋(ぼうよう)な意識的エネルギー体しか存在していなかった頃、このエネルギー体は自らがどういう存在なのかを知るために、また自らの進化のために、何かを創造しようとした。その瞬間、一気に素粒子が生成し、連鎖的に陽子、中性子、電子及びそれらの反粒子が生成してプラズマ状態が形成された。言わば、巨大な電磁場が三次元の物質界として分離・出現したわけである。

 このプラズマが光速に近い速度で移動し始めると、重力が発生した。その重力とプラズマの電磁場に引き付けられて物質が生成し、恒星や惑星などの星々が誕生した。故に、銀河群は巨大な泡構造を形成し、電磁場的に互いに共鳴し合っている。それはまた、創造の意識エネルギーとも共鳴し合っているわけである。言わば、星々は創造のエネルギーと電磁場的に共鳴し、当然、星々に誕生した生命体も電磁場的にその星は勿論のこと、創造のエネルギーとも共鳴しあう相互関係なのである。これが、物質宇宙の基本的物理法則となった。一方、このような銀河群を形成していないプラズマは、暗黒プラズマとも暗黒物質とも言われ、創造のエネルギーと合わせて宇宙の大部分を占め、現在に
至る。
 星々は創造のエネルギーと共鳴し、生命体はその星と共鳴し、更には創造のエネルギーと共鳴しているので、どこかの星で惑星規模の現象が発生すると、例えば生命体にエゴが発生し、その星が滅びると、周辺に伝わって宇宙全体にエゴの波動が伝わる。そして、宇宙全体が存続の危機に瀕する、という関係である。つまり単に、その星だけの問題では済まされないのである。


宇宙の創世の動機-------------------------------------------------------------------------------------------

 まずはじめにあったのは、意識的エネルギー体である「存在のすべて」だけだった。それは存在するすべてであり、始まりであり終わりである。アルファでありオメガであり、太陽であり物質である。問いであり答えである。上昇であり下降である。左であり右、現在であり、過去、未来である。「存在のすべて」は、人間が理解できる形も姿もない。それはどんな形や姿になることもできるが、「存在のすべて」は偉大なる「見えざるもの」であって、ある瞬間の形や姿ではない。「存在のすべて」の世界は、絶対の世界であって、そこでは、ひとつのものが、他との関係によって存在しているのではなく、何ものからも、独立して存在している。
 その「存在のすべて」は、自分自身が何かを知ることはできない。なぜなら「存在のすべて」があるだけで、ほかには何もないからである。ほかに何かがなければ、「存在のすべて」も、ないということになる。「存在のすべて」は、裏返せば「無」と同じであった。これが、時のはじめから神話が語りつづけてきた「すべてであって/無である」ということである。
 その「存在のすべて」は、あるのは自分自身だけだと知っていたが、それだけでは充分ではなかった。なぜなら、「存在するすべて」であることの絶対的な素晴らしさを概念的には知っていたが、体験的には知りえなかったからである。そこで、自らを体験したいと強く望んだ。素晴らしいというのはどんな感じなのか、を知りたがった。だが、それは不可能だった。なぜなら、「素晴らしい」という言葉そのものが相対的なものだったからである。「存在のすべて」は、素晴らしくないとはどういうことかわからなければ、素晴らしいとはどんなものかを知れなかった。否定があってはじめて肯定がある。
 そこで考えた。一部は全体よりも小さい。それなら自らを分割すれば、残る全体を振り返って素晴らしさを知ることができるだろう。「存在のすべて」は自分を分割し「これ」と「あれ」とになった。また「どちらでもないもの」も存在した。これは科学者のいう「ビッグバン仮説」である。
 自分自身を分割した「存在のすべて」の聖なる目的は、たくさんの部分を創って自分を体験的に知ることだった。創造者が「創造者である自分」を体験する方法は、ただひとつしかない。創造することである。そこで「存在のすべて」は、自分の無数の部分である霊や魂に、全体としての「存在のすべて」が持っているものと同じ創造力を与えた。人間の宗教で「人間は神の姿をかたどり、神に似せて創られた」というのは、そういう意味である。これは、物質的な身体が似ているということではない。そうではなくて、本質が同じだという意味である。
 また「存在のすべて」と人間も、同じものでできている。それらは「同じもの」なのであり、同じ資質、能力を備えている。生命はすべて振動であり、人間が生命と呼ぶものは、全て純粋なエネルギーである。このエネルギーはつねに振動している波動である。異なる速度で振動する波は、異なる密度あるいは光を生み出す。これが、物理的な世界の「効果」を創り出す。
「存在のすべて」と同じ能力の人間には、宇宙から物質的な現実を創出する力も含まれている。「存在のすべて」が人間を創造したのは、神としての自分を知るためだった。人間を通してしか、知る方法がなかったからである。

神との対話 / ニール・ドナルド・ウォルシュ

「存在のすべて」とはどのような存在なのか----------------------------------------------------------

「存在のすべて」はすべての源であり、全知全能の絶対的な存在である。地球人はこれまで宗教を通して神をイメージしてきたので、神を白髭の老人のように描くことがあるが、それは実際の神の姿ではなく、「存在のすべて」は宗教に関わりなく存在する。「存在のすべて」とは存在そのものであり、エネルギーであり、光であってすべての源である。この美しい地球と太陽系、宇宙、そして地球では知られていない別の宇宙群が、人間の地球がそうであるように、この全能の「存在のすべて」によって統治されている。創造主である「存在のすべて」は、全宇宙に存在する生物や物、場所、時間、空間などすべての源なのである。「存在のすべて」とは、全エネルギーの源であり、宇宙に存在するありとあらゆるものの源なのである。
 この「存在のすべて」には、人間のような性別はない。地球はこれまで、男性によって支配され続けてきた男性優位社会なので、神が男性であるかのように表現されているが、もし今の文化が女性優位社会であれば、神は美しい女性として描かれていた。
 また、人間が大きな罪を犯し、大きなカルマを作ってしまった場合、「存在のすべて」が人を罰することはない。地球にある特徴は二元性で、正しいか間違いか、善か悪かというように、すべてに二つの正反対のものが共存している。しかしカルマの概念とは、「与えることと受け取ること」に基づいている。つまり、自分がある行為を誰かにすれば、(良い悪いに関わりなく)それと同じようなことが巡り巡って、自分に戻ってくるということである。
「存在のすべて」は愛を与える存在であり、人間に課題を与える。ある先生がいて、もし自分の生徒が、不快な経験をする必要に陥った場合、先生はそれを見守りながら、生徒が成長し学んでいくのを待ち続ける。たとえば、誰かが銀行強盗をして殺人を犯した場合、「存在のすべて」はその人に向かって、「お前は罪滅ぼしとして地獄に落ちるだろう」とは言わない。しかし彼はおそらく捕まって刑務所に入れられ、罪滅ぼしをすることになる。たとえ捕まらなかったとしても、いつかは自責(じせき)の念に苦しむことになるはずである。そうなったとき、彼は神に助けと慰めを求め、謝罪し、罪の償いをし、自分の犯した間違いを克服することができるのである。これは決して天罰ではない。「存在のすべて」の教えは、結果的に、その人が本当に幸せになるための「鍵」を握っているのである。

「究極の創造主」のものである宇宙とは、意識の統合体であり、それは限りなく繁栄し、活気に満ち溢れている。そのあらゆる要素は生命を持ち、常に絶えず、新しい状態へと変化し続けている。一なる「すべてなるもの」の宇宙の広がりにあって、生命を持たずに、静止しているものは何ひとつない。そこに存在するあらゆるものの波動には無限の種類があり、広大な銀河から、想像を絶する小ささの粒子に至るまで、それらの何もかもが相互に共鳴し合っている。
 人間の魂そのものは(小)宇宙であり、純粋なエネルギーであり、そのエネルギーは絶えず移動し、通り抜ける電磁的存在である。そしてそれは生来的に、「究極の創造主」の二重性を反映している。電気的で外に向かう「陽」のエネルギーと、磁気的で受動的な「陰」のエネルギーである。この二つの、相互に作用し合うエネルギーの動きである「陽」と「陰」の関係こそが、あらゆるレベルに存在するすべてのものの性質である。それは創造であり、崩壊であり、波動、調和、対照であって、それこそが、宇宙の構造そのものなのである。
「存在のすべて」「一なるもの」の意識的な表出であるこの電磁的なエネルギーは、電気的・磁気的両方の特徴を持った波動となり、さまざまな振幅と速度、周期を示す。そしてこの性質は地球の尺度で測ることができ、地球の辞書では、「波長」とは波の山から次の山までの距離を意味する。「周波数」とは、一秒という時間内に繰り返される波の数であり、サイクル、振動数とも表現され、人間の用語では「ヘルツ」と言われている。
 この「波長」と「周波数」の二つの要素が変化することで、さまざまな電磁波が生まれる。それはゆっくり振動する電波から、赤外線、可視光線、紫外線などの光や、さらに高速で振動する宇宙線(放射線)まで、宇宙に満ちている膨大な電磁波のことである。「すべて」とは無限の存在であり、そこには創造主そのものの、測定不可能な、かつ定義することを寄せ付けない周波数も存在する。人間の脳は、特定の周波数帯の電磁波の働きで機能している。この電磁波を、地球外生命体は「思考波」と呼ぶが、地球の科学者は「脳波」と呼んでいる。


魂の創造------------------------------------------------------------------------------------------------------

 そして「存在のすべて」は、人間を魂の乗り物として創造した。よって人間は、魂、精神、身体から構成されることとなった。魂は、「存在のすべて」の分霊として個別性をもちながらも、全てがつながっている。例えば、空気はすべてつながっているが、家の中では各部屋に独特の空気、台所なら食物の香り、リビングルームはそれ特有の雰囲気があるというように、個と全体がつながっている。それは屋外の空気ともがつながっている。魂もそれと似ている。人間一人ひとりの魂の個別性はあるが、それらは決して別々に分離しているのではなく、つながっている。その魂は人間の身体より大きく、魂は身体とともに運ばれるのではなく、身体をなかに入れて運んでいる。
 魂が追求しているのは、想像しうる限りの最高の愛の感情である。これが魂の欲求、目的で、魂は感じようとしている。愛を知ろうとしているのではなく、感じようとしている。最高の感情は「存在のすべて」と合体する経験である。それは真実へと帰ることであり、魂が切望しているその真実が、完璧な愛情である。完璧な愛情とは色のなかの完璧な白のようなものである。白とは色がないことではなく、あらゆる色を含んでいるのが白であり、白は存在するあらゆる色が合体したものである。よって愛とは憎しみ、怒り、情欲、嫉妬、羨望などがないことではなく、あらゆる感情の総和で、あらゆるものの集合体である。だから、魂が完壁な愛を経験するには、人間のあらゆる感情を経験しなければならない。
 何かを知ることと体験することとは別ものであり、霊の子供たちは自らを体験的に知りたがった。知識として知るだけでは、霊の子供、人間には物足りなかった。そこで、「存在のすべて」は計画をたてた。その計画のもとで、純粋な霊である人間は、創造されたばかりの物質的な宇宙に入った。概念として知っていることを体験として知るには、物質的な世界で経験するしかないからで、そもそも、物質的な宇宙秩序を創った理由はそこにあった。宇宙を律する相対性のシステムを創った理由も、すべての創造行為の理由もそこにあった。物質的な宇宙に入れば、自らについて知っていることを体験できる。それには、まず、対極を知らなければならない。簡単に言えば、背が低いということを知らなければ、背が高いということはわからない。やせているということを知らなければ、太っているということはわからない。つきつめて言えば、自分が何であるかを知るためには、自分ではないものと対決しなければならない。これが相対性の理論の目的であり、すべての物質的な生命の目的である。自分自身を定義するのは、自分ではないものによってなのである。
 魂は、肉体が生きている間でもそこを離れることができ、体の1〜2メートル上方や数キロ先、あるいは宗教的な表現で天国と呼ばれるさまざまなレベルの世界へ旅することもできる。魂とは本来の自分自身であり、認識する自分のことである。そして魂の本質とは、宗教的には「神」と呼ばれる「存在のすべて」の本質的存在の分身である。つまり自分たちすべての生命は「存在のすべて」の分身ということである。


魂の転生の順序----------------------------------------------------------------------------------------------

 自分たち「魂」は、ただ最初から人間という姿に宿ったのではない。魂は可能な限りの経験を重ね、物理的な世界が提供してくれるすべての意識状態を実体験する必要がある。まず魂が最初に宿って体験する意識レベルは、鉱物の状態である。自分たちから見ると、鉱物には意識があるようには見えないが、体験できることが限られているような鉱物の状態で生きることは、自身の物理的な存在を理解する必要のある魂にとっては必要なものなのである。初めは自分たちのほとんどは、自らに必要な体験に応じて長い期間を鉱物の状態で過ごす。むろんあなたが本当に鉱物や岩そのものであったことはないが、あなたの魂は上昇を始めるにあたり、そのような形に宿っていたのである。

 鉱物の状態における意識レベルを体験した後は、魂は植物の状態を体験する。植物としての魂は日光や風や雨を感じることができ、高次の生命形態の存在たちのための食糧として奉仕する。地球だけでなく他の多くの惑星において、苔(こけ)や草花、野菜や樹木として多くの生死を経験することで、魂は次の段階へ進む準備ができる。それは動物の意識状態で生きることである。それぞれの魂は自らの性質や個性に合った動物の形に宿る。動物の生命力も魂だが、動物は常に独自の個性を保ち続けている。魂は動物の意識状態において、ある種から別の種のものへと発展しながら多くの時間を過ごす。それは昆虫から爬虫類、鳥類、そして哺乳類へと、地球上だけでなく他の多くの異なった惑星での生涯を送る。

 そして物理的な世界において魂が到達し得る物質的発展の最終段階は、もっとも高次に進化した存在の人類である。それは物理的な宇宙における進化の頂点であり、この世界において、魂が最後の経験をするために用いられる形態としての肉体なのである。肉体を持つ人間として、魂は可能な限り、あらゆる体験をする必要がある。1回の人生は進化の時間の中においては、ほんのわずかの小さな斑点のようなものにしか過ぎず、物質的世界で必要なすべての学びと成長のためにはあまりにも短い一瞬でしかない。しかも地球で生きる人間は寿命が短いために、転生のサイクルである144年を生き切ることさえできない。そのために魂は、人間として必要なすべての体験を得るために、何百万年もかけて輪廻転生という生まれ変わりを限りなく繰り返している。

 つまり歴史というものは、自分たちの祖先の物語ではなく、実は自分たち自身の人生そのものなのである。つまり自分たちが自らの祖先なのであり、誰もが多くの惑星において、あらゆる種類の性格を持った男性や女性、そして多くの異なった人種としての生涯を送ったことがあり、しかもほとんど数え切れないほどのあらゆる状況や境遇を体験してきている。そしてその都度新しい肉体と心、性格をまとい、地上に戻って来る。そして一方で、下層世界に生命が存在し続けるために、新しい魂も絶えず創造されている。「至高なる神」である「存在のすべて」は、自らの創造物を通して存在し、常に一定の生命が宿る階層世界を維持しているのである。


宇宙の構造---------------------------------------------------------------------------------------------------

「存在のすべて」は永遠に輝き続ける存在であるために、時間空間に支配されない存在である。「存在のすべて」は、物質宇宙と非物質宇宙を作った。宇宙創造神である「存在のすべて」により創造された物質宇宙と非物質宇宙は、物質と非物質(霊)、実と虚、正と反などの相関関係によって成り立ち、また、物質と非物質の各々の世界において、多層の次元を構成している。
 宇宙は多層構造からなり、超弦理論(ちょうげんりろん)では宇宙には10次元時空が存在するとし、仏教では本能と欲だけで生きている光のない低級霊界から、高度な精神性を持った菩薩界や如来界が存在する。それらは言い方の違いに過ぎない。霊界は、地球を取り巻くようにして存在している。地球で姿を現す幽霊などは、物質世界に執着し、本能と欲だけで生きて来た霊で、自ら霊としての自覚がないため、生前と同じように地上に生きている。反対に、高級な霊格を持った神々に近い神聖な存在もいる。
 3次元の物理的世界以上にある異次元、あるいは階層世界ではそれぞれに異なった振動率や周波数を持っており、それが理由で、それらの世界はそれぞれ異なっている。3次元の物理的世界の一つ上にある領域はとても周波数が高く、そこに住む人々はその世界の山々や建物や壁を、さらに人々さえも容易に通り抜けることができる。3次元を超越した世界は、物理的な世界と非常に似ている部分があるが、すべてにおいて3次元よりは遥かに美しく、ある意味天国のような様相をしている。そこにもあらゆる種類の人間や都市や村落、動物、植物、山、海、砂漠、そして日没などもある。しかもこれらの世界は3次元世界のどんなに進化した惑星よりも途方もなく優美で、想像を絶している。このように物理的世界のすぐ上にある世界はあまりにも素晴らしいので、「死んだ」後にここに住む人たちは、そこが究極の天国だと誤って信じ込んでしまう。


アストラル界-------------------------------------------------------------------------------------------------

 人間は今自分のいる空間だけが存在するように思っているかもしれないが、実際にはこの空間以外のいくつもの空間、次元が重なり合って存在している。つまり自分の波動に合ったものだけを感じて、見ているのである。人間は常に、3次元のとなりに隣接するアストラル界(低層4次元)から影響を受けている。
 肉体を持たないアストラルの存在たちは、絶えず人間の耳元でささやき、人間に影響を及ぼそうとしている。しかもアストラルたちからのアドバイスは、必ずしも正しいとはかぎらない。ときには、彼らからアドバイスを受けるくらいなら、街に出て行って見ず知らずの人に尋ねるほうがよっぽどいいと思えることさえある。

 すべてのアストラルたちを信用するなと言っているわけではなく、中には進歩したアストラルたちも数多く存在している。ただし進歩しているアストラルたちは、彼らがアストラルであるからではない。人間は、肉体を去ってアストラルになる前の彼らがどんな人間であったかを知らなければならない。人間は見えないという壁を感じるがゆえに、肉体を持たない存在に対して彼らが自分たちよりも優れた存在であるはず、という思い込みを持ちやすい。
 つまり、今肉体を去ってアストラル界に行った魂が、それだけで進歩した考えを持つわけではないということであり、考え方において肉体にいたときと何ら違いはないのである。もしあのガンジーが今アストラルにいるとしたら、人間はおそらく、彼となら話してみたいと思うだろうが、かの銀行強盗デリンジャーとして生きたばかりのアストラル存在であれば、あまり関わりたくないと思うだろう。この世界の人々はなぜか、人間は死とともに知恵者になり、自動的に偉大な存在になり、崇拝の対象になるものと錯覚しているのである。

 アストラルたちの中にはもちろん、人間にも宇宙からの存在たちにも支援し続けている存在たちが数多くおり、彼らは「使者」として働いており、さまざまな場所で立派に仕事を行なっている。彼らの仕事の場は、戦場、路上や家庭、オフィス内などで教師やガイドとして素晴らしい奉仕活動を続けている。そして人間のすべてが数限りない転生を繰り返す中で、アストラルとして何度も存在してきた体験を持つのである。よってアストラルたちによる影響のすべてが、ネガティブ(否定的)というわけではない。
 しかし、自分以外の誰かを「悪者」だと言ってあなたの耳元でささやき、糾弾するアストラルたちには注意しなければならない。なぜなら彼ら自身が「悪者」である可能性が高いからである。「闇の勢力が光の天使としてやってくるだろう」という預言があるが、それはまさに今、この時期に言及したものである。また人々の物質的な堕落を、悪い霊の影響を受けたものだといって糾弾する者たちにも気をつけることだ。真理にしたがって生きている人間には、ほかの誰かを糾弾したり攻撃する必要はまったくないのである。



次元上昇が人間と全生命体の生きる目的---------------------------------------------------------------

 地球人は輪廻転生を通して、次元上昇(アセンション)を目指しているが、次元上昇の段階は、12のレベルに分かれている。場合によっては26や103といったもっと緻密な表現をすることもあるが、12のレベルの説明のほうが地球人にはわかりやすい。
 現在地球人は、この12段階の3あたりにおり、それがいわゆる3次元ということである。1次元、2次元は、もっと基礎的な段階で、もっと高度なことを理解する前のレベルである。4次元は、人間が体の死を迎え、肉体を離れた後、最初に行くところで、魂がそれぞれのやり残したカルマや契約を清算するところである。4次元はアストラル界とも、幽界とも、低層4次元とも呼ばれている。一般的に、肉体を離れた魂は、地球時間において4日から7日の間ここへ滞在した後、次の次元へと進んで行く。
 人間の肉体から離脱したばかりの魂の中には、今終えたばかりの人生への執着が強く、名残惜しくて、そこから離れられずにいる者もいる。また事故などで、その死があまりにも突然のことなので、自分が死んだことに気づかない者もいる。そのような者たちはどこに行ったらいいのかわからず、そのまま4次元の幽界に留まってしまうこともある。
 また人間として生きていた間に悪い行為をして、大きなカルマを作ってしまった場合も、4次元で普通以上の時間をそこで費やすことになる。ここには悪行の罪を清めるための浄罪界のような役割もあるので、それらの清算をしてから次のレベルに進むことになる。
 このように4次元には、浄罪のために留まらねばならない者や、自分の選択によって長く留まることになる者がいる。この長い時間とは、3次元的な表現である。なぜならこの光の世界には、時間というものが存在しないからである。つまり4次元以上の世界には時間というものは存在せず、地球にあるような直線的に進む時間の感覚はなくなるのである。そのために魂が肉体を離れた時点で、時間に対する感覚が変わるので、地球時間で長いと感じても、魂にとってはそれほどでもないということである。

 さらにそれ以上の段階である5次元から10次元だが、肉体を離れて光の魂になった存在が4次元を通過して行く場所である。どのレベルに行くかは、それぞれの魂の成長の度合いによって別れる。そして各段階を上昇してきた魂が、最後に到達するところが11次元である。11次元は、光の魂が上昇できる最高の段階である。よって地球人を含め全生命体が目指すゴールも、ここ11次元ということである。さらに12次元は、究極の根源創造主であり、宇宙の源であるエネルギーの次元である。

 このように11次元までそれぞれの段階があり、次元上昇の梯子(はしご)のようになっている。しかしその順序が、スムーズに一段ずつ進んでいくわけではない。今3次元にいるからといって、次に生まれ変わったときに4次元に、さらに5次元にというわけではないのである。梯子を登って行くためには、叡智と智慧、進化と向上が必要である。そのためには、あらゆる人生において遭遇する出来事や、人々との関わりにおいて生じたカルマの解消が含まれる。

 カルマとは、愛に反した行為のことである。そのカルマを解消するために、同じ次元を何度も繰り返すことがある。ときにはその梯子を踏み外して落ちてしまうこともある。アセンション(上昇)だけでなく、ディセンション(下降)もある。3次元から10次元までは、スライドのように上がったり、下がったりする。しかし、いったん11次元まで上りつめると、もうそこから下がることはない。転生が終わって到達した次元が11次元になったところで、アセンション(次元上昇)のプロセスは完了したことになるのである。

 自分の魂が次元上昇できるように、人間として自分達が意識的にできることは、魂とともにアセンションのプロセスを進めるように、魂からの「内なる声」にしっかり耳を傾けることである。そして物質的な側面だけに囚われないように注意し、集合意識をしっかり持ち、地球がよりよい場所になるように協力していく必要がある。
 ライトボディというのは、人間にとって「魂の光」を意味する。「魂の光」とは、別の表現で「ゴッドスパーク」、「神のきらめき」「神の火花」と言える。「魂の光」は、肉体の中にあって光を発している。その光は、外側にも広がっていて、これはその人物が誰であるかを外側に示す光でもある。肉体が動くと、ライトボディ(魂の光)も動き、肉体の中に魂が動いていることを表している。人間は「神の火花」の延長であり、「神の光」を魂に宿しているのである。自分の肉体の中に、この内なる存在が常にいることを意識して、「内なる声」に耳を傾ける姿勢でいることが重要である。



宇宙も自然もすべては「黄金螺旋(らせん)トーラス」で創造されている-------------------------

 黄金螺旋とは黄金比の割合で回転しながら上昇する円である。

 トーラスは内側から螺旋状に上昇し、外側から下降して、再び内側から螺旋状に上昇する。このトーラスを真上から見た時、渦が黄金比の割合で黄金螺旋を描く。黄金比は最も美しい比とされ、自然の中や、人間が作る芸術、製品の中にも取り入れられている。
  次の画像を見れば、宇宙に存在するあらゆるものは、黄金螺旋(らせん)トーラスで作られ、発展していることがわかる。

 黄金螺旋(らせん)トーラスは他にも様々なものに見られる。

 黄金比も自然の様々なものに見られる。黄金比の曲線(赤線)は物体の中心点を通ることが多いが、正円(青線)の場合は通らない。人間の身体の様々な部位にも黄金比を見ることができる。




 ではどうして銀河のような巨大なものから、地球、人間、植物のようなものまで、黄金比が自然と現れるのか。その理由はあらゆる物質を構成する最小単位の素粒子の周波数が黄金比の1.6180・・だからである。
  オックスフォード大学のラドゥ・コルデア博士(Radu Coldea)は、「素粒子の周波数は、1.6180・・の比率、つまり芸術や建築でよく知られている黄金比率だった。」と述べ、「それは秘められた対称性である。これは偶然の一致ではなく、量子系の美しい本質 -隠れた対称性- の反映である。」としている。人間が物質として呼んでいる「ホログラム状態」は、量子の領域にある情報の原図を反映したものに過ぎない。
 このことについては、ドイツのベルリン・ヘルムホルツ物質・エネルギー研究センター、イギリスのOxford大学、Bristol大学、Rutherford研究所との共同研究グループが、固体物質で初めて、これまで隠れていたナノスケールの対称性が見つかったと伝えている。この研究グループは、美術や建築の世界でよく知られた黄金比と同じ特徴を示す対称性の兆候を測定したとしている。その実験の詳細はScience誌の8 January 2010号に掲載されている。この国際プロジェクトのリーダーがラドゥ・コルデア博士である。

(注):R. Coldea, D. A. Tennant, E. M. Wheeler, E. Wawrzynska, D. Prabhakaran, M. Telling, K. Habicht, P. Smeibdl, and K. Klefer., "Quantum Criticality in an Ising Chain: Excperimental Evidence for Emergent E8 Symmetry," Science Vol.327 No.5962 pp.177-180 (8 Jan., 2010). DOI:10.1126/science.1180085


「黄金螺旋(らせん)トーラス」は宇宙の根本の設計図であり、宇宙に秩序を与えている。もしそれがなければすべてが混乱に陥る。つまり形を持って存在するものの持つ配置には、大きさにかかわらず「黄金螺旋(らせん)トーラス」で秩序が保たれている。



光子------------------------------------------------------------------------------------------------------------

「存在のすべて(一なるもの)」は、光をもってすべての宇宙とそこに存在する物を作り始めた。光、すなわち光子(こうし)が真空場に投入され、宇宙が創造された。光子は、物質を構成する最小の単位の素粒子のひとつである。すべてのものは、光子の周波数が変わって現れたものである。つまり光子(光子体)は宇宙であり、多次元、平行宇宙、銀河系、太陽系、地球、人間、動物、植物、鉱物、物質、意識、霊体、魂、意識、オーラ、記憶である。人間の本当の姿は、光でできているということである。光が地球人類すべての祖である。

 この宇宙は光子で満ちている。光子とは質量がゼロであり、電荷もゼロであり、崩壊寿命がないとても安定した素粒子である。人間の目が光を感じるのは、無数の光子(フォトン)というエネルギーの塊りが目に入って来て、それが目の奥にある感光細胞を刺激するからである。人間が目の感覚細胞を刺激して光を感じることができる光子の振動数は、0.38~0.83PHzのものに限られる。光子は、振動数(frequency)によって波長も振幅も波の広がりも決まるもので、光子の種類は振動数の違いによって決定される。この光子の振動数を変えることで、「存在のすべて」は宇宙に存在するものすべてを作り出してきた。また光子はそれぞれがエネルギーを伴っており、このエネルギーが日なたに置いてあるものを暖めたり、光合成をしたりする。太陽や電球などの光源からは、いろんな振動数の光子が混ざって飛び出してくる。そして、物体の表面に当たって反射したり透過したりしてから目に入ってくる。光子は物体の表面で一部が吸収されるが、振動数によって吸収されやすいものと吸収されにくいものとがあり、この傾向は、物体の表面の原子の状態(おもに分子の種類や並び方)によって違っていて、振動数の小さい光子の方が吸収されやすい表面や、逆に振動数の大きい光子の方が吸収されやすい表面がある。目は、目の奥に届く無数の光子の中に含まれている様々な種類の光子の混ざり具合の違いを、色の違いとして感じる。

 電子は光子を放出したり、吸収したりすることができる。電子とは、宇宙を構成する素粒子グループのレプトンの一つである。常に電子は光子を放出したり、吸収したりを繰り返していることから、電子の周りには常に光子が存在し、光子の雲が電子を取り囲んでいる。電子の周囲では光子が生成され、遠くに飛んでいくものもあるが、飛び込んでくるものもあり、生成してすぐに戻ってくるものも沢山あり、電子の周囲にはエネルギーの異なる光子が群がっている。電子の周りでは光子が放出され吸収される。光子の集まりが光となる。
 自然界のすべての粒子は整数、または半整数のスピンという自転角運動量を持つ。電荷を持った粒子が磁界内で運動すると力が発生し、電子が回転しているように見えることからスピンと名付けられた。実際は粒子の回転運動ではないが、スピンには上向きと下向きの2種類がある。

上の写真は電子と光子、下の写真はスピンを表した図

オーラについて----------------------------------------------------------------------------------------------

 光子は、情報を保持することができる。光子は記録を抱えているということである。光子は波動であり、意識でもある。そのような光子で構成されているものに、人間のオーラがある。基本的にはオーラそのものが、自分に関係する記録を残す巨大な情報バンクとなっている。一見何もないように見えるオーラという空間は、全てのものに繋がっている。人間の肉体も含めた全ての次元に存在するものは、意識(光子)という波動で構成されているからである。全てのものは波動的に繋がっていて、意識として全てが繋がっているということである。人間以外にも、動物や植物などにも同じようにオーラがある。意識であり波動であり、光子でもあるオーラには、人間や動物、植物といった個体が抱えている情報が含まれている。それと同じように生命が住む惑星(地球)にも同じようにオーラがある。これを更に拡大させると、地球が含まれている太陽系にもオーラがあり、太陽系が含まれている銀河系にもオーラがある。それぞれには断層的な階層があり、その階層によって記録されている情報の質が変わってくる。
 この光子が人間のオーラや霊体を構成している。人間のオーラには階層があり、振動数の粗い順に、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コザール体があり、さらにその上も存在する。

 エーテル体(幽体)は、人間の霊体を形成する粒子の中で一番レベルの低いもので、肉体と不可分に密着し、肉体が生存・活動していく際にその機能のバランスを保ったり、宇宙エネルギー(気・プラーナ)を体内へ取り込むチャンネルとなったりするなどの役割を果たしている。霊眼では多色の発光体としても見ることができ、一般に言われるオーラはこのエーテル体のことを指している。
 人間が死を迎えるとエーテル体も自動的に消滅するが、通常60日前後は残存し続け、その間、人は物質界と幽界の狭間で崩壊していくエーテル体をまとった中間的な霊体(幽霊)として存在する。その間は、生前に自分がいた物質界に半分身を置くため、ときにはそこへ関与して物理現象を引き起こすことも可能である。幽霊の目撃やラップ音など、心霊現象が起きるのは多くの場合、こうした期間にいるエーテル体霊の仕業である。仏教ではエーテル体の崩壊期間を「四十九日」と定めており、死去から49日目に法要を開いて成仏(幽界・霊界へ完全移行)したと見なしている。

 次にアストラル体とは幽界および低~高位の霊界を構成している霊的粒子のエネルギーのことである。エーテル体の上からすっぽりと肉体を取り巻く形で存在しており、主に感情と欲望を司る。人間が物質界の生を離れて幽界や霊界へと移行したとき、その肉体の外皮はこのアストラル体によって形成されることになる。霊能者が霊視を行う際に問題となるのは、人間の霊的質料のうち、どのレベルのものを見ているのかということで、エーテル体のオーラしか見えない霊能者では、その人の感情や健康状態などは辛うじて分かるが、深い部分での気持ちまでは具体的に読み取ることはできない。人の気持ちや欲望・意欲を正確に読み取るにはアストラル体のレベルまで霊視することが必要となる。アストラル体が見えるということは、すなわち幽界や霊界の状況自体を読み取れるということでもあり、霊能者としての能力もそれだけ高いということである。亡くなった人が幽界や霊界でどんな生活を送っているか、人の隠された気持ちとその具体的内容、前世や過去世の状況などを見ることができるのは、アストラル視力を有した霊能者に限られる。

 
誰でもオーラが見えるテクニック------------------------------------------------------------------------

 オーラは特別な能力がなくても、次の条件を満たせば誰でも見ることができる。これは初級編の見え方だが、一度見えれば人間の周りには目に見えないものが溢れていることを理解することができる。

・薄暗い部屋で、できるだけ白い壁を背景に行う。鏡に写った自分を見れば、頭部などのオーラも見ることができる。
・指を眉間に近づけて、目の焦点がずれた状態を維持する。
・その状態で手や鏡に写った自分の輪郭を見る。
・実際は目で見ているが、意識的には眉間で見るように輪郭を観察する。
・最初は透明の残像のようなものが見え始める。
・目を凝らし続けると色がついてくる。
・一度コツをつかめば、簡単に見えるようになる。


アカシックレコードについて-----------------------------------------------------------------------------

 霊的なリーディングでは、普通の人の目では視えない情報を受けとることができるが、例えばその人の肉体的な状態や症状、精神や、感情的な問題、過去に経験したトラウマ的な出来事を読み取ることができる。さらに、まだ起きていない未来のイベントや、その人の過去生に関する情報、家族や先祖に関することなども可能である。読み手の能力によって、宇宙文明や意識体の情報など様々な事柄にアクセスすることができる。
 多くの場合、こういった情報はオーラの中から得ている。こういった様々な記録は、アカシックレコードに記録されている。アカシックレコードと呼ばれる宇宙図書館は魂の閲覧所で、個人情報が収納されているところである。ここではモニターパネルに手をかざすまでもなく、自分の名前を言うだけで、すぐさま目的の本があらわれる。名前だけでだめな場合は、生年月日も付け加える。個人の本のページをめくると、過去から未来にわたる膨大な転生の個人情報が細部にいたるまでこと細かく記されている。
 個人の本は新聞紙くらいの大きさで、人によってページ数はさまざまである。通常、一ページに一つの生涯が記されているが、手をかざすと必要なページが開かれる。その中には写真もあるので、どのような風貌であったかも見ることができる。また他人の個人情報に関しては、本人の了解がなければアクセスしてはいけないことになっている。また個人的な本を閲覧するときは、自分の感情を制御して、心を「ゼロポイント」に置く必要がある。つまり心をゼロ(無)の状態に保たなければデータは正確に読めないので、波立つ感情をゼロにできないうちは、他人の本を読んではいけないとガイドは繰り返し忠告している。
 つまり、個人の本は生き物のように変化し続けており、読み手の感情までが書き込まれてしまうのである。特に注意すべきは、未来を読むときにネガティブな感情を少しでも抱くなら、未来をネガティブに変えてしまうことにもなる。また、現在の人生に影響を与えている過去世の情報を引き出すこともできる。
 例えば現在ある人物が、なぜ数字や幾何学模様に興味を持っているかという理由を、過去の記録から探すことも可能である。「数字」や「幾何学模様」と言う項目で検索すると、中世の錬金術師の記憶や、ルネッサンス時代の石工職人の人生が明るみに出る。
 転生の本を読むということは、これらの記憶を用いて、今という瞬間に何をするべきかという真価が問われることなのである。過去世を思い出したならば、いかに現在という時を力強く生きるかが大切なのである。過去の栄光にすがったり、いつまでも被害者意識に留まって感傷に浸るのではなく、これまでの記憶を自らのうちに1本に束ね、今という瞬間をより良く生きることが、宇宙図書館にアクセスする本来の目的である。
 それだけでなく、過去が変わることもある。もちろん過去の物理的な出来事が変更されることはめったにないが、その時の出来事に対して自分が持った感情部分というものは、後からでも修正することが可能なのである。それは記憶が好きなように再構築されるというよりは、過去に越えられなかった自分の感情パターンを、現在においてクリアすると、過去にあった同じパターンのものが、いっせいに裏返るのである。つまり現在を変えれば、過去も変わるのである。つまりいうなれば、過去も未来も、すべてが同時進行しているのである。
 そして転生の記録の本を読む限り、大切なのは一つひとつの出来事ではなく、その現象に対して自らに生じた「感情」が重要なのである。個人の過去世の本に記録されているものとは、つまり、自分の感情の記録なのである。

パラレルワールド・次元・夢-----------------------------------------------------------------------------

 人間は同時並行で、別の人生を歩んでいる。地球は、別の次元から見れば幾つもの地球の複合体なので、パラレルに、同心円状に無限に並んでいる。さらに平行次元には高次元から低次元まで多次元が存在し、それは光子の周波数によって異なる。高次元であるほどポジティブな心地好い世界となり、低次元はネガティブで悪質な世界となる。人間の現実世界の次元、死んだ後に行く次元、異星人が存在する次元、神様と言われるような精神性の高い存在がいる次元など、光子の周波数によって次元数は変わる。SFでよくでてくるタイムトラベルは、この平行宇宙と多次元間の行き来を指し、それは科学技術で可能となっている。また並行宇宙への行き来も可能である。さらに過去、現在、未来は、同時に同じ位置で進んでいる。
 ロスチャイルド家など、イルミナティ・メンバーは、すでに異次元の世界やパラレル世界にまで自由自在に行き来している。ロスチャイルドの娘のエレン・グリーン・ヒックスは、並行宇宙からこの世界にやってきて、それを告白している。


 また人間は寝ているときには、脳波がデルタ波になり、幽体離脱して別次元の並行宇宙の自分を体験しにいっている。それが夢である。
 この光子体には一つの法則があり、本人の宇宙の認識度や悟りに応じて、この光子体の量が変わる。そして神界、菩薩界、如来界となってくると、光子体のエネルギー量が増えてくる。そして悟りが少なければ、光子量が減っていく。宇宙に地獄は存在しないが、ネガティブな感情で生きている人間は、自ら地獄のような世界を創造し、そこに住んでいる。
 こういった光子の振動数向上の鍵は、精神性の向上にある。精神性は愛情の度数である。向上のためにできることは様々あり、自分の好奇心に沿って生きる事や、無償で奉仕すること、自分の外の世界を静かにさせて、内面の世界が見えてくるようにすることなどがある。

高次元の世界には時間が存在しない---------------------------------------------------------------------

 3次元の制約された現実で経験する時間は、完全に人間の作った時間枠である。つまり地球人の時間の見方は、漠然とした過去に対するあいまいな時間構造や、形がなく定義できない現在と、人生に不安を抱かせる未来の予測に基づいて成り立っている。
 そして、高次元の世界には時間が存在しない。地球人の問題のほとんどは、時間に関する勘違いによって生じている。地球人は、「いま、この瞬間」を意識することや、「いま、この瞬間」を生きることを試みたりしているが、実際には、「いま、この瞬間」以外何もないことを把握するにはほど遠いレベルにいる。「時間が存在しない」という概念は高次元の世界の概念だが、それでも夢を見ている状態や、肉体を離れたとき、わずかに触れることはある。しかしそれは地球人の現在の能力である五感の範囲を超えているので、理解できないのは無理もない。よって地球人の霊性を進化させるためには、夢や瞑想、アストラル界を、自分に経験させることは非常に重要なことである。なぜならその中で、制約されている世界から自分を解放し、時間も肉体も存在しない、魂としての甘美で自由な空間を漂うことができるからである。
 高次元では、地球人が過去、現在、未来として認識するものはもちろんある。しかしそれらは「共存」しており、かつ「同時に」存在している。地球人の歴史において、人類の意識は、時間を直線的と捉える考え方を元に進化を続けてきたので、その3次元的世界観からは、この「共存」という概念を理解することはできない。しかし、時間の存在しない多次元の現実を、少なくとも概念として認識することができれば、過去の悪夢や幸せだったときの記憶、また起きるかもしれない予言的な恐怖などの、未来に対する怖れや想像から開放される。
「実は、自分は光でできている」、ということを再発見し始めるとき、魂としての意識が身体中に生成され、再生され始める。地球人の現実は、恐ろしかったことや素晴らしかったこと、自分に影響を与えたと信じていること、あるいはいつまでも実現しない出来事などで満たされており、時間はいつも漠然としている。過去、現在、未来の幻想はあまりに信じやすく、余りに確固としているので、時間が他の形態で存在することなど理解することができないでいる。地球人の人生は3次元で組織されているので、時間が一本の直線上に存在するという、擬似的な構造が必要であった。この時間軸は地球の人種を進化の道程において過去と未来に自分を投影することで、前進と後退の両方向へと導いてきた。明日の朝日や朝のコーヒー、職場での仕事、その他数え切れないことが単なる幻想だということが真実なのである。
 つまり、「いま、この瞬間」がすべてなのであり、そしてそれが、現実であり、経験である。無限の心のマトリックスに永遠に刷り込まれている、「瞬間の中の瞬間」である。

 そして、変化しているのは、時間ではなく、地球人の存在の形態である。未来の人生よりも、地球人にとって概念的に捉えやすい前世は、直線的な思考によって、今でも認識することができる。こうしたダイナミックなエネルギーの拡張はすべて同時に起こっていて、宇宙の海を駆け巡っているということである。地球の海は安定していて、無限である。そのすべての波は全体の反射であり、一瞬の間、鮮烈な勢いとなって海岸で砕け、また形を変えて大いなる海に戻る。それでも波はそこに存在し続けている。地球人も、それぞれの時間枠の中で築かれた身体を通して、地球人が創造する、カルマが展開する同時進行の人生を通して、無数に存在する他の側面を身に付けながら、魂の振動として存在しながら、宇宙の海に戻るのである。


死について----------------------------------------------------------------------------------------------------

 死とは肉体の死と、霊体の住む次元が変わることである。つまり消滅することでない。現実世界の人間には、死は悲しむべきものという認識だが、霊体の観点からすれば解放であり、本来いた自由な世界へ帰る喜ばしいことである。
 まず肉体が死んだ後は、すぐに人生で持っていた自分の強い固定観念が出てくる。想念がすぐ形になる世界にいるので、考えることがすぐ自分の周りに現実としてでてくる。そこには、時間のズレがまったくなく、思えばすぐに物が現れる。よって、物理的な世界に生きていた時に非常に強い固定観念を持っていた人は、死んだ後すぐそれを体験する。そして、自分の考え方を変えるまでは、その世界が終わることはない。しかし、考え方を変えるとその世界がすぐに変わる。
 また自分と現在交流のある人が、死んだ後にも現れる。そういった人々は、死者があの世に行ってから自己変革が起こるのを助けている。そして死者の変革を助けるために、その人達は必要な形をとって現れてくる。そして充分に自己変革を終えると、その人達は死者が認めることのできる形で現れる。そうすると死者は「自分が考えているより自分はもっと自由な存在」ということに気づく。なんにでも出会うことができる世界、そこで自分はどれほど創造的かということに、初めて気がつく。


後悔の念について-------------------------------------------------------------------------------------------

 この世から次の世界に「後悔の念」を持ち越すと、どのような悪影響があるかを知っておくことは誰にとっても非常に大切なことである。霊の世界はこの現世よりも精神性の高い世界なので、すべての想念や感情は増幅され、次の世界に持ち込まれた感情的堆積物(たいせきぶつ)はすべて肥大化してしまう。現世で選択した自分の内面は、霊界では誇張され、ありのままがさらけ出されることになる。つまり霊的世界では自分の想念や感情など何も隠すことができない。自分の性格や人格的特質はすべてが顕わになり、誰の目にも明らかに見えるものとなる。それは精神的、感情的にまる裸になるのと同じである。この事実からわかることは、次の世界に行っても、現世で自分が向き合うことを避けたり、逃げてきた問題はそのまま持ち越されることになり、解決されることはない。よって最善のアドバイスは、今すぐにでも、自分が逃げている、背を向けている問題に対処し解決することである。
「生きている間にこうなると知っていれば、もっと違った行動をとっていただろう」というのが霊たちの声であり、現世で抱えた後悔の念が次の世界ではより増幅され、それが苦しみをより大きくするのである。


■60億年以上前

リラ星とベガ星----------------------------------------------------------------------------------------------

 存在のすべては知的生活ができる生命体を作り出し、その中でヒューマノイドは2本の腕、2本の脚、胴、頭で作られた。大部分が「2」であるのは、この物理的な宇宙の二元性/極性を象徴している。これらの最初のヒューマノイド(人型生命体)は、リラ星で作られ、進化し、そこから銀河系全体に広がった。しかし、ヒューマノイドではない別種の存在もあった。ドラゴン族はこれらの種の一つである。

 存在のすべてが創造した最初のヒューマノイドは、環状星雲M57のリラ星(琴座"ことざ")で始まった。彼らは非常に人間に似ていたが、はるかに背の高いものであった。彼らは宇宙を探索し始め、それにより新しい星系を征服する競争が過激化した。その間も存在のすべては他のヒューマノイドを他の場所に作り出した。そして時間とともに、これらの多くはお互いの星系を訪れて征服し合った。
 戦争や紛争は珍しくなかった。それは、全種族に共通する自由意志を体験することの一部だった。またそれによってカルマが増幅した。初期のヒューマノイドが宇宙を征服し、戦争を起こしたということで、存在のすべてはうまくいったと考えた。これが意味することは、学習する前の経験する段階であったということであり、それが狙いであった。


 そしてリラ星系から生まれた別の種はベガ星人である。この種は地球上での遺伝学とDNAの播種と構築に大きな役割を果たすことになる。実際、彼らは開拓者であった。知的な哺乳類が生息する天の川の各惑星は、身長、色、特徴が少しずつ異なる独自のバージョンのヒューマノイドが存在した。いくつかは巨人であり、いくつかは小柄である。いくつかは丈夫な体を持ち、いくつかは痩せている。
 ベガ星が始まる前の宇宙周期からやってきたドラゴン族のような種も、銀河にやってきて播種を始めた。それにより異なった生活様式が広がった。その中でベガ人は自らのDNAを恐竜のものと混ぜて遺伝子実験を続け、爬虫類型の知的生命体を作りだした。その爬虫類人は火星と惑星マルドゥクに植民地化し、そこで独自の遺伝子工学を進めた。その時点での火星は、地球のような森林、海、湖、河川などがあり、ベガ人は酸素で呼吸をしていた。
 ベガ人によって作られたほとんどの爬虫類人は、オリオン星系とリラ星系に移動した。爬虫類人は本質的にはとても親切だが、人間より前に地球にいたので、地球は自分たちのものと考えている。
 ベガ人は、黒くて茶色がかった髪で、身長が非常に高い黒い肌の種であった。彼らはテレパシー能力を持ち、大きな体をし、一般的にかなり友好的で精神レベルが高かった。今日のネイティブアメリカン、アジア人、アボリジニと比較することができる。ベガ人の主な目的は、異なる種を作り出すためにDNAを使用する方法を探ることであった。そのため彼らは、暴力や虐待の行動にでないようにとても慎重であった。ベガ人は恐竜時代に初めて地球に上陸したとき、宇宙は自由意志であるため、地球は自分たちの場所だと主張した。
 ベガ人の精神的な特質は、別の人型種族のリラ人からの嫉妬の対象となった。リラ人は白人に似ていて、そのうちのいくつかはエルフのような耳をしている。またリラ人はベガ人ほど物理的に強くはなかったが、積極的な性質を持っていた。
 リラ人は征服する目的で地球へやってくる。そこでベガ人とリラ人の間で戦争が起き、リラ人が勝利した。ベガ人は地球、火星、マルドゥクをリラ人に奪われた。そこでベガ人はシリウスとオリオン星に行った。そこから多くの惑星に植民した。

 地球でベガ人がリラ人に敗れた後、ベガ人はオリオン星に移住し、そこで爬虫類人のオリオン星の女王と一緒に、悪名高く恐れられたオリオン帝国になった。ベガ人はオリオン星に住み、オリオン星のすべての人々を刑務所のように閉じ込める周波数の網(ネット)を作り出した。彼らは死んだ後でさえオリオン・マトリックスに閉じ込められ、オリオン星に生まれ変わる以外に選択肢はなかった。これは究極の制御システムであった。周波数の網が何をしているのか知らない外部の人たちは、外からオリオン星に入ることができたが、一度内部に入ると出ることはできなかった。それは閉じられたシステムであった。これを知っていた爬虫類人やドラゴン族、そして他の種族は、ベガ人とオリオン人によって管理される星系を避けた。
 文明の中に大きな圧政があるときはいつも抵抗もあり、ここでもそうであった。このベガ人とオリオン人に抵抗した集団はブラックリーグと呼ばれた。ブラックリーグは迫害を解決するために、ベガ人とオリオン人の政府に対して内戦を起こした。しかしこの戦争では勝てず、最終的には逃げ出し、バラバラになり、敗北した。生き残った少数は隠れ、ブラックリーグが再び組織化されるまでには時間がかかった。この時、逃げたのが地球であった。


ドラゴン族とオリオンの戦争-----------------------------------------------------------------------------

 ドラゴン族とそのハイブリッドは、銀河戦争の大部分に関わってきた。ドラゴン族は無慈悲な戦士種族であり、探索、征服、拡大という3つの言葉で要約された1つのグループである。悪名高いドラゴン族は純粋な爬虫類の血であったが、リラ人やベガ人にも関係しておらず、彼らがどこから来たのか正確に知る者はいない。彼らには、鱗(うろこ)、角、尾があったが、頭が1つ、腕が2本、脚が2本、胴が1つであった。首だけにトリケラトプスのようにシールドがあった。

 最も激しい戦争はベガ星系とオリオン星系の環状星雲で勃発した。これは長く複雑な物語である。ドラゴン族はあまりに強く、ベガ人とリラ人は同盟を結び倒すことにした。そしてリラ人とベガ人、そしてドラゴン族(後者は他の爬虫類集団と力を合わせていた)は、戦争を開始した。
 オリオン環状星雲で起こった戦いでドラゴン族はリラ人の惑星を攻撃し、その多くを破壊し、無数のリラ人を殺した。ただ幸いにもリラ人のほとんどは既に他の星系に移住していた。移住した当初、リラ人は消耗していたが激怒しており、復讐を望んだ。
 リラ星の破壊の後、戦争はオリオンに集中した。その時、オリオン星系は主にリラ人、ベガ人、爬虫類人が住んでおり、この後にグレイがやってくる。
 リラ人が故郷のリラ星の破壊について聞いたとき、彼らはオリオンのドラゴン族と爬虫類人の植民地を猛烈に攻撃し、そこに多くの荒廃をもたらした。しかし、ドラゴン族の爬虫類は速やかに対応した。

 その後、ベガ人がドラコン族と同盟を結び、協力し始めた。それは彼らが植民したいと思っていた星系と探検したいと思っていた空間部分に共通の利益があったからである。ドラゴン族は地球が属する銀河系のセクター9全体に植民地を形成し、征服した。
 リラ人がドラゴン族との戦争に巻き込まれるはるか前に、ドラゴン族は多くの世界を征服していた。征服された人々は大きな不満を抱き、それがやがて惑星間の宇宙連合をもたらし、征服を行う帝国に対して立ち上がっていった。この宇宙連合は依然として存在し、銀河系のセクター9の主要プレーヤーの1つとなっている。メンバーは、リラ星座、アンドロメダ星座、プレアデス、ヒアデス・オープンクラスター、アイムナ、プロシーオン、タウ・セッティ、アルファ・ケンタウロス、およびイプシロン・エリダニ(Epsilon Eridani)。またこの宇宙連合にシリウスやオリオンのグループも参加し、その他にも平等な星系からの様々な文明が参加した。


アンドロメダ評議会----------------------------------------------------------------------------------------

 銀河には政治的組織であるアンドロメダ評議会に似た小規模の組織が数千あるが、他の銀河でも人々が集まり、何が起こっているのかなどの情報交換や知識の共有を行っている。今では133の異なる種族、文化、そして惑星系から代表され成り立っている。計1200以上の進化の途にある種族や惑星系が存在するが、すべてがアンドロメダ評議会の一員というわけではない。地球の国際連合との大きな違いは1つの政治上の課題を持っているということで、それは銀河宇宙に存在するすべての生命の進化を促進し、助長することである。自分自身で進化する道を歩ませることが目的だが、地球の他に22の惑星が同じ銀河内でそれを達成できずにいる。ただそれらは地球ほど泥沼にはまったように行き詰まったものではない。
 このようにして銀河の生命体達は大宇宙の調和を保つために、数千ものアンドロメダ評議会のような宇宙連合を作っているが、さらにこの宇宙連合を大宇宙的にまとめているのが大宇宙連合である。この大宇宙連合はアンドロメダ星人を中心として構成されている。


銀河での言語-------------------------------------------------------------------------------------------------

 銀河における人間種は3種類の言語を使用する。公式語(フォーマル)と非公式語(インフォーマル)、そしてそれらとは区別される弁別型(ディファレンシャル)。弁別語は特に銀河規模での政治関連の場面で使われる。公式語は自分の種族を伝える時や属する国家や連合を伝える時、そして年長や年配の人と話をする時に使う。非公式語はくだけた言葉で公に使われることはない。公式語は常に公の場で使われる。理由は常に話し手を尊敬に値する人と見なすべきだからである。
 種族の格付けを決める一般的なルールとしての第一項目は、その種族がどれだけ長い間存続してきたか。第二項目はその種族の血統。第三項目は種としての数と規模、或はその一族や部族としての数と規模である。
 異星人達の挨拶の方法はアンドロメダ人が行うものが慣習となっていて、誤解を防ぐため相手が敵かそうでないかにかかわらず、すべての種族が行っている伝統的な自己紹介である。まず相手に自分のフルネームを伝え、次に組織内などでの地位があればそれを伝え、最後にどの星から来たか伝える。例えば「名前、地位(身分)、ソルシステム テラ 3(太陽系第三惑星地球)」のように。